今日は金曜ロードショーでやった物を録画した、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観ましたので、その事について書きます。



ストーリー
第3使徒ネルフの北極施設に出現、真希波・マリ・イラストリアスの搭乗したエヴァンゲリオン仮設5号機が迎え撃つ。一方、日本では、母の墓参りを終えたシンジがミサトの車での帰途、第7使徒に遭遇、そこへエヴァンゲリオン2号機が出撃し、鮮やかに殲滅するのだった。そして、2号機の搭乗者、式波・アスカ・ラングレーはシンジたちの中学校に転入し、シンジが暮らすミサトのマンションの新たな同居人に。やがて、ネルフ本部へ直接落下を企む第8使徒が襲来。エヴァ零号機、初号機、2号機は連係して落下を食い止め、殲滅を成功させた。またこうした戦いと学園生活を通じ、これまで互いの関係に距離感のあったシンジ、レイ、アスカはそれぞれ次第に心境の変化をみせていく。ところが、続く第9、第10使徒との戦闘で、彼らは自ずと過酷な運命を背負っていくこととなる…。


解説&感想
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の続編。
基本はオリジナルをベースにしてはいますが、オリジナルには登場しなかったキャラや、新しいエヴァンゲリオンが登場するなど、単なるリメイク版ではなく、独自のストーリーを展開しているのが大きな特徴です。
内容は人間ドラマの部分は、学園物といった感じで、何処かほのぼのしている雰囲気がありますが、それ以外の部分はウルトラマンや、平成ガメラシリーズのような、特撮物を思わせる雰囲気がありました。
この特撮物の要素があるのは、明らかに監督の庵野秀明さんの趣味ですね(笑)。
実際エヴァ2号機がライダーキックをしたり、ミサトさんのケータイの着信音が、「ウルトラマン」に登場する科学特捜隊の電話の音を流用(元は昭和時代のキングギドラの声だが)していましたからね(笑)。特に着信音については、あの音が出る度に笑ってしまいました(笑)。
他にも僕は気がつかなかったのですが、ウィキによりますと、本編開始前のスタジオカラーのクレジット表示時に、「帰ってきたウルトラマン」の変身シーンの効果音が使われたり、セカンドインパクトの回想シーンの四体の巨人に「ウルトラマンA」の第13話において磔にされたウルトラ兄弟の意匠が組み込まれており、次回作「Q」の予告にウルトラマンAウルトラマンウルトラセブン、新ウルトラマンのウルトラサインが使われているそうです。う〜ん、庵野さんの特撮(特にウルトラマンといった円谷プロ)に対する、強い愛情と拘りが感じられます!
ただアスカの扱いが酷かったのは、正直不満でした。だってアスカって綾波レイと同様、エヴァンゲリオンを象徴するキャラでしょ?あんな扱いで、良いはずがありません。


スタッフ
監督:庵野秀明(総監督)、摩砂雪鶴巻和哉
脚本:庵野秀明
製作:カラー
製作総指揮:大月俊倫庵野秀明
音楽:鷺巣詩郎
主題歌:宇多田ヒカル『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』
撮影:福士享
編集:奥田浩史


キャスト
碇シンジ緒方恵美
綾波レイ林原めぐみ
式波・アスカ・ラングレー宮村優子
真希波・マリ・イラストリアス坂本真綾


予告編です↓

1枚目は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版破』、運命の公開日は6月27日! 前売券はアスカ ホビー マイコミジャーナルからで、2枚目は【アニメ・映画】「ヱヴァンゲリヲン新劇場版破」が北米公開決定!から。


参考:ヱヴァンゲリヲン新劇場版破 - Wikipedia映画 アニメ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 - allcinema