今日は髑髏の火炎竜さんが、「ウルトラ5番目の使い魔」用に考えた「母の狂舞」が気に入りましたので、それに対する限りない愛を語りたいと思います!


「母の狂舞」

実家の母の元に里帰りしたタバサ、付き添うキュルケ、そこでキュルケはタバサの秘密を執事から全て話される。 タバサの本名はシャルロット、母はタバサを庇い水の先住魔法で正気を失い精神をズタズタにされ手元の人形をタバサと名付け自身の娘と思い込み以上な母性愛を示し続けている、父は弟の現在のガリア王ジョゼフに謀殺と、波乱万丈な過去だった。
そして最近、その母に妙な噂が流れていた、夜になると、静かだが複数の人の声と赤子の泣き声が聞こえてくると言う噂で、幽霊が大の苦手のタバサも真相を突き止めようとキュルケと共に、夜の部屋の前で待った、すると部屋から何か声がし、入ってみると部屋は、辺り一面ロウソクが立ち並ぶ異空間と化し、人形が宙に浮くと、超獣に変化し、タバサの母は狂ったように叫び踊り出した!
ヤプールはタバサの母の以上な母性愛から地獄超獣マザリュースを産み出そうとしていた。しかも母性エネルギーが半端でなく、以前よりも強力に実体化しようとしていた。止めようとするタバサだが、母が妖女と化し、蛇を片手に彼女達に襲いかかって来た!


このお話の良い所は、両作品の原作を忠実に描きながら、なおかつここまで違和感なく、見事に融合させた所です。それにストーリーも大変分かりやすくて、しかもホラーや怪奇要素がまた良い味を出していまして、これがさらに物語を盛り上げます!!特に「辺り一面ロウソクが立ち並ぶ異空間と化し、人形が宙に浮くと、超獣に変化し、タバサの母は狂ったように叫び踊り出した!」の部分が想像するだけで、鳥肌が経つほど怖いです!これ程、夜が似合うお話なんてないのでは?ファンタジーなのに、ホラー要素がある…。ダークファンタジーとは、まさにこの事でしょう。

画像はhttp://plaza.rakuten.co.jp/kazenosuke/recommend/から。


マザリュース

基本的にエースに登場した時と同じですが、この「母の狂舞」では、タバサの母親の異常な母性愛が産み出し、しかも母性エネルギーが半端でなく、以前よりも強力に実体化しようとしていたという設定を考えますと、以前よりも遥かに強い事間違いないです。
それで思った事なんですけど、このマザリュースは以前と異なり、気味が悪いくらいに人間に似た顔と姿をしているというのはどうでしょうか?(昔の面影を残しつつ)母性エネルギーが半端なく強い事を考えると、この方が納得出来るのでは?と思いまして。
画像はhttp://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%DE%A5%B6%A5%EA%A5%E5%A1%BC%A5%B9から。


それとタバサの母が狂ったように叫び踊り出すシーンの時の顔と、今回のマザリュースの顔のイメージは、こんな感じです↓



ヒル妖怪ハンター」(1990)に登場した、蜘蛛のような体に人間の頭を持つ、不気味な妖怪ヒルコです。こいつらの場合、ただ人間の顔をしているのではなく、ちょっと青白い色をしている所が、余計に怖い!この映画を観て、初めて人間の顔が怖いと思いました。まぁ原作ファンにとっては、失望せざるを得ない出来らしいですが…。


タバサの母親が持っている人形は、こんなイメージです↓

これ初めて観た時、この人形が怖かったなぁ…。


妖女となってしまった、タバサの母親のイメージはこれです↓

やけにリアルに描かれているな…。この絵がもしも動いてこっちを見たら、死ぬほど怖いに違いない。
画像はhttp://aitqb.blog.shinobi.jp/Entry/139/から。


そしてこの物語から感じられるイメージはこれです↓

画像はhttp://buta-neko.net/blog/archives/2006/10/03/から。

いかかでしょうか?「母の狂舞」の魅力は。
僕は口下手な所がありますので、伝えたい事がうまく伝わらないかもしれませんが、この気持ちだけでも分かってくれたら嬉しいです。
それにしても、何だかホラー物満載だな(笑)。こうして見ると僕は怖い物好きと思うかもしれませんが、本当は苦手でホラー映画はちっとも観ません(笑)。