昨日はニコニコ動画で、史上最低の宇宙人映画として有名な「ロボットモンスター」(1953)を観ました。
ストーリーはと言いますと、ピクニックを楽しむある家族の元に、ゴリラに潜水用ヘルメットを付けただけという、世にもあんまりな姿をした宇宙人ローマンが現われて、「お前ら以外の人間は全て滅ぼした。お前達も殺してやる」と襲いかかります。
当然主人公達は反対しますが、ローマンはその中の若い娘に一目惚れし、和平交渉を求めます。
家族に猛反対されながらも、娘はローマンと交渉する為に家を出て行くが…という感じです。
はっきり言ってツッコミ所満載であり、主人公のジョニー少年は父親を亡くしていない筈なのに、赤の他人のおっさんが何故か「父さん」と呼ばれていたり(いつ父親になったんだ!?)、外に出るのは危険なのにガキやバカップルは平気で外を出て行くし、特にバカップルはローマンが近くにいない事を良い事に、エッチまでしちゃっているのだ。
そしてエッチし終わったバカップルは結婚までし、さらに新婚旅行までしようとしているのが馬鹿丸出し。
おいおい、外は危険じゃなかったのかよ(笑)!!
しかも結婚式をやる時に男の方は何故か上半身裸であり(こいつ変態か?)、「父さん」という事になっちゃっているおっさんも、「街中が踊りだすぞ!!」と呑気な事を言っているのだ。
あんたら以外の人間は、もうみんなこの世からいないのにねぇ〜(笑)。
これを見て激怒したローマンは、ガキの1人とバカップルの男をムッコロし、女を連れ去っていくのですが、その女に惚れているローマンは彼女を殺す事が出来ず、オロオロするばかり。
だらしない部下に激怒して、彼をムッコロした上司は、稲妻や怪獣や恐竜を使って地球をメチャクチャにしようとします。
もう分けが分からなくなった所で目を覚ますジョニー少年。
そう全ては、こいつが見た夢だったのだ…。
ダラダラの展開に、意味不明の台詞や映像、やる気のない役者達(「俺はこんな映画に出る為に俳優になったんじゃないんだ!!」という心の叫びが聞こえてきそうだ(笑))…。
このようにゲームで例えたら間違いなくクソゲーであり、クソゲーオブザイヤーにノミネートされても可笑しくない程、酷い映画でありました。
一応恐竜や怪獣は出てきますが、はっきり言って本編には全然関係なく、「怪獣や恐竜出せば、客が食いつくんじゃね?」という考えで出したとしか思えない適当さといい加減さです。
トカゲ・ワニ・アルマジロ改造怪獣の登場シーンは「紀元前百万年」(1940)からの流用で、ストップモーションによるアパトサウルストリケラトプスの登場シーンは、「燃える大陸」(1951)からの流用です。
また日本語字幕も出るのが少し遅れている事があり(日本でもDVDが出ているのだ!)、きっと担当している人が「なんでこんなクソ映画の字幕付けなきゃいけねぇんだよ…やってらんねぇ」と思いながら、やっていたに違いない(笑)。


本編はこれ↓





それと同じく昨日は学校の帰りに、ウルトラマンを演じた事で有名な古谷敏さんが書いた「ウルトラマンになった男」を買いました。
まだ途中しか読んでいませんが、中々面白いですよ!!
ウルトラマンのファンやスーツアクターの仕事に興味のある方は、是非読んでほしいですね。





最後になりますが、今日はギララのソフビが届きました。
以前と異なり、今回は完品でした!!
いや〜最初に不良品が来てしまった時は、仕方ないと思って諦めようとしていたのですが、言ってみるもんですね!!
出品者の方についても初めは信用していなかったのですが、ちゃんと対応してくれましたし、本当に助かりました!!
ありがとうございます!!


これがそのソフビです。
変形していた足も、この通りです!!
ちなみに不良品の方ですが、これが来たと同時にちゃんと持って行って頂きました。