今日で光を持つ者さんのオススメで、アルフレッド・ヒッチコックの「レベッカ」を観終わりましたので、その事について書きます。
「裏窓」と同様、ニコニコ動画で観たものです。



ヴァン・ホッパー夫人の付き人としてモンテカルロのホテルにやってきた「わたし」は、そこでイギリスの大金持ちのマキシムと出会う。マキシムは以前レベッカという妻を亡くしていたのだった。彼女はマキシムと結婚したが、かつてのレベッカの使用人で、邸宅を取り仕切るダンヴァース夫人には、何かとレベッカと比べられて、どうも居心地が悪い。
次第に「わたし」は前妻レベッカの、見えない影に精神的に追いつめられていくが……。



ヒッチコックといったら御馴染みのサスペンス・ミステリー物ではありますが、僕が今まで観た「サイコ」「鳥」「裏窓」とは違い、誰かが殺される・何者かに襲われるという恐怖物ではなく、むしろ「名探偵コナン」みたいな事件や探偵物に近い感じがしました。
別に酷くはないけど、少し迫力がないというか地味な感じがしました。やっぱりヒッチコックはサスペンス・ミステリー要素が強くないとダメな気が…。
ただローレンス・オリヴィエが出ていた事には、少し驚きましたが(笑)。


スタッフ
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:デヴィッド・O・セルズニック
原作:ダフネ・デュ・モーリア
脚色:ロバート・E・シャーウッド、ジョーン・ハリソン
撮影:ジョージ・バーンズ
音楽:フランツ・ワックスマン




キャスト
わたし:ジョーン・フォンテイン
マキシム・ド・ウィンター:ローレンス・オリヴィエ
ジャック・ファヴェル:ジョージ・サンダース 
ホッパー夫人:フローレンス・ベイツ
ダンヴァース夫人:ジュディス・アンダーソン
ベアトリス:グラディス・クーパー  
ベアトリスの夫:ナイジェル・ブルース


本編はこちらです。昔の映画にしては珍しく、日本語吹き替え版が存在しています(しかも本田貴子さん、小山力也さん、紗ゆりさんといった、やけに豪華なメンバーだ)↓









オリジナル劇場予告編です↓

実は少し調べてみたのですが、この映画のヒロインであるジョーン・フォンテインという役者さんは、こう言ってしまってはあれですが、今でもバリバリ健在なんですよね(姉も同じ)。
昔の映画に出ている人や作った人達は亡くなられている方が何人かいる事、そして最近亡くなる方が多くなった事もあって、今でも健在な方がいますと、凄く嬉しく思います。
こういう方達は、本当にいつまでも長生きしてほしいものです。


1枚目はRebecca (1940 film) - Wikipedia, the free encyclopediaからで、2枚目はCinema Sunday ~ Rebecca (1940) Review & Giveaway « TheChattyMom.comから。
参考:レベッカ (映画) - Wikipedia映画 レベッカ - allcinema