プログラミング言語Ⅳの課題が終わりました。
経営戦略論の課題は途中までやりました。
さて、早く終わらせなくては…。


それと本田透さんの「電波男」が、後になればなる程、勢いと盛り上がりが出てきて、大変面白いのですが、297ページから299ページの部分を読んでいた時、ある事に気付いてしまったのです…。

障害者には、妙に優しく接してしまいがちですが、それは自分より下の人間だと無意識に見做して、どんなに優しく接していても、結局その人を差別している事と同じだという事に…。

これはお年寄りの介護についても、言える事です。
優しく接していても、それは偽りの優しさに過ぎないのです。

この事実を知ってしまった時は、衝撃でした。
まさか、俺が無意識に障害者やお年寄りを差別していたなんて!!

お年寄りの方々や障害者の方々なら、
「そんな偽りの優しさなんか、いらねーよ!!」
と思っている方がいるかもしれません。

他にも、この本には「この三次元(つまり現実)の世に、愛などない。」と書いてあった。
確かに人間は、今でも戦争や差別などの争いが多い。
地球の環境を壊したり、何の罪のない人や生き物を殺害したりなど、本当に愛のある世界なら、こんな事は起こらない筈だ。
この本に書いてある事は、強ち嘘ではなさそうだ。

本田透さんは「すべての人間がマルチに萌えれば憎しみの連鎖は終わり、世界は平和になる」

「マルチというけがれのない純粋な愛情の持ち主と触れ合うことによって、心癒され、優しい人間になることができた。<中略>あらゆる人間がマルチによって癒されれば、愛が裏返って鬼畜になる可能性はなくなる。すべての人のトラウマがマルチによって解消され、世界には心優しい人間だけが生きることとなり、すべての争いは終わる。」、
ジョン・レノンは、国境のない世界を想像しろ!と、妄想力による平和革命を訴えた。だが、そのレノンも、かつて愛と平和を説いたキング牧師ガンジーと同様に、暗殺されてしまった。<中略>愛を説いた人たちは、みんなみんな、愛を憎む鬼畜によって殺されてしまったのだ。」と只管、愛を訴えていた。


本田さんはオタクであると同時に、真の愛を求めている、平和主義者なのかもしれない…。
俺はそう思い始めた。


※マルチとは「To Heart」という、1997年にLeafから発売された学園ラブコメを主なテーマとするビジュアルノベルに登場するヒロインで、声は堀江由衣さん。
また「ミラーマン」(1971年〜1972年)にも同名の怪獣が登場するが、名前以外に共通点は一切ない。