今日はウルトラ5番目の使い魔に、出してほしい怪獣を紹介します。今回は僕のオリジナルになります(と言っても完全オリジナルとは言えませんが…)。



オルローク Olrorc



かつて「帰ってきたウルトラマン」に登場したドラキュラスと同じ、カーミラ星の吸血鬼。有りと有らゆる惑星に立ち寄っては人々を吸血鬼に変え、しかもそれらを部下にしてしまうので(ガイバーに登場するゾアロードみたいに、吸血鬼にした者をマインドコントロールし、しかも死ぬまでずっと操られ続けられるのだ)、かなり恐れられている。ハルケギニアの人々を全て吸血鬼に変え、ここの支配者になる為に、数多くの部下を連れてやって来た。だが計画がばれ、部下も全員倒されると、本来の姿に戻り、ハルケギニアを恐怖のどん底に叩き落とす。そして才人とルイズもエースに変身。両者の激しい空中戦が始まった…。

ちなみにオルロークは、同じカーミラ星人のドラキュラスとは何も血の繋がりもなく、完全に赤の他人である。オルロークの一族は地球でいうと、ちょうど16世紀辺りからすでに存在していて、成人すると「オルローク」の名を襲名するとされている。今のオルロークも昔はベーラ・フィレンツェ(元ネタはドラキュラ役者として有名な、ベラ・ルゴシの本名ブラシュコー・ベーラ・フェレンツ・デジェー)という名前だったが、成人した時に今現在の名前に変えた。それとオルロークという名前は、「吸血鬼ノスフェラトゥ」に登場した吸血鬼オルロック伯爵(オルラックという表記もある)が元ネタ。またオルロークはハルケギニアに来た時は、近くにある不気味な洋館で暮らしていた。

オルロークのデザインは、ドラキュラスと殆ど同じです。ですが顔はチスイコウモリのようにし、空を飛ぶ時は完全にコウモリの姿になるように変更しました。それと尻尾をなくしました。正直いらないだろと思いましたので(笑)。エースとの戦いは「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」みたいな感じを想像すればいいです(なので地上戦のシーンは殆どありません)。

最後になりますが、オルロークが人間の姿から元の姿に戻る時は、こんな感じです↓

レイ・ハリーハウゼンの「シンバッド7回目の航海」が大ヒットした事によって、作られたファンタジー映画「ジャックと悪魔の国」です。ジム・ダンフォースが、ストップモーション・アニメを担当した事が非常に有名ですね。ちなみにこの映像はラストシーンです(直撮りなのが、残念…)。