■ - asabatyouのなんでもブログ

今日はウルトラ5番目の使い魔に、新しいお話が追加されていましたので、それを読みました。

物語としては、才人達がラグドリアン湖へと向けて出立した、その一週間前に当たる。キュルケとタバサはシルフィードに乗って、タバサの実家に向かっていた。何とかタバサの実家に着いた3人。そこで今まで知られていなかった、タバサの恐ろしくも悲しい過去が語られる…。

今日はタバサの過去が語れていました。他のお話と異なり、コミカルタッチな要素がなく、かなりダークでシリアスな内容でした。それにしても愛する父親と母親を殺され、幼くしてシュバリエの称号とガリア北花壇騎士という身分にまでなってしまうとは、なんつー暗い過去の持ち主でしょうか…。最終的にドリームギラスを生み出してしまい、ドンドン絶望感に浸ってしまうタバサ。そんな時に、彼女に希望の光を与えるかのごとく現れた、エースやキュルケ達はカッコ良かったですね！改めて仲間って大切だと思います。そして悪夢が去った後、ほんの少し成長したタバサが印象に残る、実にスッキリとしたラストでした。
余談になりますが、物語全体としては髑髏の火炎竜さんが考えた「母の狂舞」に似ていたような気がします。ひょっとしたら、この物語の作者が参考にしたのかもしれません。

「母の狂舞」はこちら→http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/searchdiary?word=%a5%de%a5%b6%a5%ea%a5%e5%a1%bc%a5%b9

親友のキュルケといっしょに。
画像はhttp://d.hatena.ne.jp/asin/B000H5U03Uから。