今日はウルトラ5番目の使い魔を読みましたので、その事について書きます。


従姉妹の少女タバサと、そのパートナーのシルフィードを憎むガリア王女のイザベラは、光り輝く鏡のような召喚のゲートを作り出し、何かを召喚しようとする。しかしそこから出て来たのは、蝶ネクタイをつけた真っ黒なスーツを着て、顔を白塗りにした小柄でやや小太りな人間の男性だった。彼の名はチャリジャ。どうやら色んな怪獣を探して星から星へと飛び回り、強い怪獣を売買するビジネスをおこなっているらしいが、強い力に引っ張られてこのハルケギニアにやって来たそうだ。しばらく会話した後、チャリジャはイザベラの為に働くと言って、何処かへ消えてしまった。
そしてその日の夜、チャリジャが現れたのと同じように次元の歪みから、一人の青年が投げ出された。誰かを追っていたら、偶然ここに来てしまったようだが、運悪く兵士に見つかり、しかも族と間違えられて追われてしまった。
次の日の朝、イザベラの前に再びチャリジャが現れ、ある花の球根をプレゼントした。イザベラはそれを気に入らなかったが、中々面白いと言うと、チャリジャはまた何処かへ消えてしまった。
だがその夜、その花が犬を食ってしまう事件が発生した。すっかり怖気付いた兵士達は花壇騎士を呼び、恐怖の食肉植物は倒された。だがしかし、本当の恐怖はこれから始まろうとしていた!!

画像はhttp://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=15202から。



チャリジャ Chalija (出演:町田政則(旧芸名:町田剛))
色んな怪獣を探して星から星へと飛び回り、強い怪獣を売買するビジネスをおこなっている宇宙人。かつてウルトラマンティガにヤナカーギを倒されてしまい、仕方なく帰ろうとしたが、強い力に引っ張られてこのハルケギニアにやって来たらしい。イザベラにチグリスフラワーをプレゼントした事に寄って、今回の事件を引き起こす。
一応悪役ではあるが、妙に愛嬌があって憎めないキャラクターである。


※画像は残念ながら、見つかりませんでした。どうもすみません…。



アストロモンス Astromons

スーツアクター
河合徹(「ウルトラマンタロウ」)


かつてオイルドリンカーを捕食し、ウルトラマンタロウと死闘を繰り広げたアストロモンスの別個体。以前と同じように、チグリスフラワーが怪獣化したものである。
アストロモンスについて思った事だが、頭はブラックキングに似ており、前足が鞭のようになっている所はグドン、そして腹にあるもう一つの巨大な口で獲物を食する所は、ベムスターに似ている。案外アストロモンスは、過去の人気怪獣の良いとこ取りなのかもしれない。


画像はhttp://ameblo.jp/tiger-legend-5/entry-10032878908.htmlから。


今回のお話は本編ともタバサの冒険シリーズとも違う、完全に外伝的なお話でした。なのでルイズや才人やタバサも登場しません。しかしその変わり(?)かどうかは分かりませんが、ウルトラマンティガのダイゴとその敵であるチャリジャが登場!しかもストーリーもティガの第49話「ウルトラの星」と繋がってるいる為、ある意味続編と言えるエピソードです。まさかこんな形で描かれるとは、思ってもいませんでした。作者も中々やってくれますね。今後の展開が楽しみです!


ウルトラ5番目の使い魔 第29話「ガリア花壇の赤い花 (前編)」はこれ→ http://www35.atwiki.jp/anozero/pages/6253.html


参考はウィキペディアhttp://www.generalworks.com/databank/movie/title4/ultt1.htmlから。