今日は前から書きたかった、「ハヤテのごとく!」の主人公綾崎ハヤテくんの事について書こうと思います!!(何故か君付けしたくなっちゃう)

ハヤテのごとく!」は1人の男性キャラに対して、複数の女性キャラが登場するハーレム系の作品です。
大体この手の作品の男性キャラといいますと、一応主人公ではあるが影が薄い・好きな子が中々決められない優柔不断という、へタレで情けない印象が強く、お世辞にも良いイメージがあるとは言えません。
しかしハヤテくんは違います。
彼はこの手の作品にしては珍しく、主人公らしくちゃんと存在感があり、さらに普段はナギのわがままに振り回されていますが、いざという時に彼女のピンチを助ける男らしい一面があります!!
彼はナギだけでなく、マリアやヒナギクといった他のヒロイン達を助ける事も多いですが、ハヤテくん自身は別に彼女達に対して、恋愛感情を持っているわけではありません。
ヒナギクを助ける事があっても、それは単に困っているから、または危ない状況だからというものであり、ナギやマリアを助けるのも、彼にとって家族のようなだからです。
そこに下心や余計な考えは一切なく、守りたいから守ったという、実に純粋なものです。
当然好きな子を1つに絞れなくて、いつまで経ってもグズグズしているという優柔不断な一面なんて一切なく、例え悪気はなくても女心を弄ぶような事もまったくありません。

特に家族についてですが、ハヤテくんは両親に恵まれず、母親は彼が病気で寝込んでいても看病を放棄しパチスロに通い、父親は幼い彼に詐欺を手伝わせたりするなど、実に厳しい生活を送っていました。
漫画の何話かでありましたが、彼はそれが原因で他の子供から嫌われており、同級生達の持ち物が何者かに盗まれる事件が発生した時でも、必ずハヤテくんのせいにされたのでした。
最終的に犯人はハヤテくんの両親である事が判明しましたが、彼らの罪悪感の欠片もなく、ヘラヘラと笑っている姿を見て、遂に怒りが爆発して、家を飛び出してしまいます。
こんな親の愛を知らずに育ったような事もあって、自分の事を認めてくれたナギやマリアは、本当の家族以上に家族らしく見えたのではないかと思います。
おまけにナギを救った事が理由で、執事という形ではありますが、三千院家で暮らす事になり、ある意味2人に助けられた事になります。
命の恩人とも言える人だからこそ、彼女達を裏切るような事は絶対にしたくないから守る!
僕にはそんな気がします。


それと「モテるのが納得できる、ハーレムアニメの主人公(http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186132234/)」というページでも、彼の名前がありました。

強さと優しさがあってこそ、真の男ではないかという気がします。

しかし中には「典型的な「男から見たら良い奴だけど、女から見たらただの良い人止まり」だと思う」とか「典型的なオタク男がモテると勘違いしてる男像って評価」、「オタク男から見たら理想の自己投影型主人公。女から見たらただのギャルゲー系主人公って感じ」という評価もありました。
しかし、そう思う人の気持ちは分かります。
自分も同じような性格であり、良い奴かもしれないけど、本当にただそれだけで、結局魅力のある男性とはお世辞にも言えない男ですから。

それと「納得できたら駄目なんだよ。そんなの見ても鬱になるだけ。
俺が主人公で俺がモテモテっていうありえない世界じゃなきゃ意味がない」と書いてある事を見て思った事ですが、ハーレムアニメとはもてない男の都合の良い妄想なんだなって思います。
こういうアニメを観た人なら分かるかもしれませんが、「なんでこんな奴がモテるんだ!?」って言いたくなるような奴が、何故か美少女ばかりにモテたりしますからね…。

画像はhttp://d.hatena.ne.jp/asin/B000P0I80Yから。

参考はウィキペディアです。


というわけで、最後におまけとなりますが、「ハヤテのごとく!」の第1話を載せておきます(実は1話を観た事がありません(笑))!!
ハヤテくんの活躍を、とくとご覧あれ!!→http://www.youtube.com/view_play_list?p=53AC9B1EDDA22BA7


それでは、ごゆっくり!!