今日はヒーローの事について、少し語りたいと思います。
昨日「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の初代ウルトラマンからエースまでの、いわばダンディー4がインタビューを受けた記事を読んでいましたが、そこで気になる事がありました。
森次晃嗣さんの「いまは実像のヒーローがいない。困ったもんだと思います。アニメの世界にヒーローは登場しているけど、ちょっと違うんだな。実像じゃないでしょう。」と、高峰圭二さんの「いまの子供はゲームに熱中しているけど、ゲームの中では本当のヒーローは生まれないと思う。やっぱり、生身の人間でないとね。」の部分です。
僕はウルトラマン達を悪く言うつもりはありませんし、敵に回す気もありませんが(ていうか敵に回したくない)、ちょっと納得出来ない部分があったのです。
今は実像のヒーローがいないというのは確かにそうだと思います。
昔だったらアーノルド・シュワルツェネッガージャッキー・チェンブルース・リーといった方々がいましたが、今はそのような方々がいません。
しかし、こうなってしまったのは、仕方がないんじゃないかなと思ってしまったりします。
昔こそ芸能界などで活躍している俳優やアイドルは、我々のような一般人とは住む世界が違う別の世界の人間でした。
けど今は芸能人にも身近な雰囲気を持たせる為にという事で、神秘性がなくなり段々普通の人物化している所があります。
それとこのページを見れば分かると思いますが、最近は芸能人の方々が問題行動を起こしたりして、ファンを裏切って失望させているのも目立ちます。
これが実像のヒーローがいなくなった原因ではないかと思います。


"どんなに住む世界は違っていても、所詮現実の人間だ"と…。


「ヒーローは生身の人間でなければならない」という強い思いがあって、それにこだわるのも分かりますが、僕はアニメやゲームといった二次元でもヒーローはいるんじゃないかと思います。
ドラゴンボール」「ドラえもん」「名探偵コナン」を見ていれば分かりますが、あれなんかもう実像のヒーローと肩を並べる程のレベルだと言っても過言ではないと思います。
ゲームでしたら、これは思いっきり僕の好みとなってしまいますが、「デビルメイクライ3」のバージルがそう言っても良いのではないでしょうか?
バージルは敵キャラではありますが悪人とは言えず、ダンテと対立してしまったのは、お互いの考えや価値観が違っていただけに過ぎません。
そして物語に進むに連れて、本当の悪がアーカムである事が分かり、さらにダンテのピンチに現われて、彼と協力してアーカムを倒しました。
ヒーローが実像であろうがなかろうが、ヒーローはヒーローである事に変わりないじゃないですか。
それに二次元のヒーローも、我々とは住む世界が違うという点においては、実像のヒーローと同じです。
ヒーローに二次元も三次元も、関係ありません!
確かに僕もアーノルド・シュワルツェネッガージャッキー・チェンブルース・リー、静かなるドン、バットマンなどに憧れていましたが、アニメやゲームなどのキャラクターに憧れて、自分は男に生まれて良かったなと誇りに思うようになりました。

ヒーローは永久に不滅です!!

我々人類が生きていく限り、ヒーローというのは必ず現れますよ!!




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この記事の元ネタは、芸能:ZAKZAK