最近「幽☆遊☆白書」を観終わりましたので、今回はその事について書きます。
感想ですが、ストーリーは分かりやすく、展開もダラダラする事無くテンポ良く進んでいきますし、戦闘シーンやその効果音も迫力がありますし、退屈する事無く楽しめました。
キャラクターについても、みんなそれぞれ良い所があり(幽助だったら短気で喧嘩っ早い、いかにも少年漫画のキャラらしい性格で、桑原なら普段はお笑い担当キャラだけど、大切な仲間の為なら体を張る男らしい奴だし、蔵馬は普段は温和で優しい性格だけど、笑った顔や仕草が可愛く、飛影ならクールで影のあるキャラだけど、実は妹の雪菜ちゃんの事が愛しくて仕方がないツンデレキャラである事)、どれが一番だなんて決められませんでした。
また敵だった者が、後に味方になるというのも良かったです。
この場合、卑怯な真似を嫌い、正々堂々と戦う事を何より好む連中であり、幽助達の味方になるのも「また一緒にやろうな!!」という強い友情に寄る物であり、根っからの悪ではなかったのが良かったです(中には鈴木や死々若丸のような例外もあり)。
ですが原作だと幽助の母親である浦飯温子は、よく登場するのですが、アニメ版では初期の霊界探偵編でしか登場しなかった事、メインキャラである桑原が段々後半になって来ると、最終回以外のエピソードで一切登場しない所が残念でした。
まぁ温子は仕方ないとして、桑原は主役の1人なのですから、もう少し何とかしてほしかったな…。
また「幽☆遊☆白書」と言えば、イコールバトル系のアニメ・漫画というイメージがありますが、個人的には初期の霊界探偵編が一番好きだったりします。
格闘がメインに描かれた暗黒武術会編以降のエピソードも確かに良いのですが、ただ単に敵を倒す為に戦っていくだけで、別にストーリーと言えるストーリーがなく、正直1回観てしまえばもう十分かなと言いたくなってしまうのも確かです。
ですが霊界探偵編ではバトルシーンはあっても、お話の中にあるバトルといった感じで、完全にそれをメインに描いているわけではありませんので、どちらかと言えばこっちの方が何度観ても楽しめるエピソードがあるように思えます。
何だか暗黒武術会編以降のエピソードを悪く言ってしまいましたが、「幽☆遊☆白書」の世界観やイメージを決定付けたのは暗黒武術会編であり、戸愚呂や躯などの印象に残るキャラクターが登場するようになったのも、ここからである事を忘れてはなりません。
またウィキペディアに寄りますと、本作は人気の衰えを見る前に終了したそうですが、これは正しい選択だったと思います。
人気があるからという理由で無理矢理続けてしまった結果、どんどんつまらなくなって質が落ちてしまった作品って、たくさんありますからね…。
やはり何事も、終わるべき所で終わった方が一番ですよ。



1枚目はスタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)からで、2枚目はJAPANimation ★★★☆☆ 幽遊白書 Yu Yu Hakushoから、3枚目はトラブルまんが無料動画 アニメ・ドラマ・映画 幽遊白書 アニメ動画から。

ここで全話が観られますので、興味のある方はどうぞ。




それとご存知の方も多いと思いますが、「ドラゴンボール」シリーズのミスター・サタンなどで有名な、郷里大輔さんが亡くなられました。
田の中勇さんと同じ、小さい頃から知っている声優さんだった事もあって、大変驚いたと同時にショックを受けております。
死因ははっきりとしていませんが、どうやら自殺ではないかと言われています。
なんで、こんな事になってしまったんだろう…。
頼むから、嘘だと言ってくれ!!