今日は「トラ・トラ・トラ!」について、少し書きたい事がありますので、それをやろうと思います。
トラ・トラ・トラ!」に登場する日本の飛行機は、オリジナルが現存していない事もあって(ゼロ戦は別だが)、全てT6-テキサンやバルティーBT-13といった、アメリカの練習機を改造して作ったというのはあまりにも有名な話ですが、T6-テキサンは小さい頃から模型で何度か見た事があるので分かるのですが、バルティーBT-13はまったく知らないので、ちょっと調べてみました。
どうやら、これがそうみたいです↓


何だかテキサンを胴長にしたかのような外見ですが、垂直尾翼は九七式艦上攻撃機(九七艦攻)に似ており、それに改造されたというのも、妙に納得出来ます。
ウィキや他のページによりますと、九七艦攻はテキサンとこのバルティーBT-13を合体させて作ったそうです。随分、大幅な改造だ…。
ちなみにテキサンをゼロ戦へ、バルティーBT-13を九九式艦上爆撃機(九九艦爆)へと改造したそうです。
これらの改造飛行機は、「ミッドウェイ」や「パール・ハーバー」など後の戦争映画でも使用され、今現在でも航空ショーで活躍しているようです。
本当はオリジナルを実際に作る予定だったらしいですが、時間や予算の関係でこうなったらしいです。仕方ないね



という事で、改造日本機の大活躍をお楽しみに!!




航空ショーについてですが、実際に機関銃の音を使用したり、爆発させたりサイレンを鳴らすなど、かなり本格的です。
これ生で見たら、物凄い迫力だろうなぁ…。



1枚目はVultee V-74 - BT-13 - BT-15 Valiant - Specifications - Technical Data - Description (english)からで、2枚目はLawton Oklahoma - Fort Sill Municipal Airport, BT-13 Vultee Valiant Trainer, 1982 Flickr - Photo Sharing!から。


参考:トラ・トラ・トラ! - Wikipediaトラ・トラ・トラ!