昨日は金曜ロードショーでやった「もののけ姫」を観ましたので、その事について書きます。



ストーリー
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリガミを倒したが、その時右腕をやられて呪いを掛けられてしまう。
ただ死を待つより、己の運命を見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つが、そこで彼は森を切り拓いて鉄を作るタタラの民とその長エボシ、森を守る山犬一族、そして山犬として生きる人間の少女サンと出会う。
アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知るが、やがて森を守る動物達と、その動物達の長「シシ神」を殺そうとする人間達の、壮絶な戦いが始まる。



解説&感想
風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などで有名な、宮崎駿監督が「紅の豚」以来5年ぶりに製作した劇場アニメ映画で、おそらく1997年を代表するアニメ作品。
内容は森を荒らす人間と、それを憎む動物達の対立・死闘を描いた物で、出血シーンや腕や首が吹っ飛ぶシーンなど、ショッキングな表現があり、久々にシリアスになった作品。
個人的にこの「もののけ姫」は、もう1つのナウシカではないかと思っています。
主役のアシタカが、ナウシカに登場したアスベルに似ており、ヒロインと関わるなど共通点があるというのもそうですが、森が出て来たり、ナウシカのラストにある王蟲軍団を、人間達が迎え撃つシーンは、本作にあるイノシシ軍団と人間軍の戦いを思わせますし、ある意味宮崎監督の原点回帰と言えるかもしれません。


スタッフ
監督、脚本:宮崎駿
製作総指揮:徳間康快
製作:氏家齊一郎成田豊
音楽:久石譲
主題歌:『もののけ姫米良美一
撮影監督:奥井敦
編集:瀬山武司



キャスト
アシタカ:松田洋治
サン、カヤ:石田ゆり子
エボシ御前:田中裕子
ジコ坊:小林薫
モロの君:美輪明宏
乙事主:森繁久彌
甲六:西村雅彦
ゴンザ:上條恒彦
トキ、エミシの少女A:島本須美
山犬:渡辺哲
ヒイさま:森光子
ナゴの守:佐藤允
牛飼いの長:名古屋章
病者の長:飯沼彗
キヨ:香月弥生
ジバシリ:冷泉公裕
牛飼い:近藤芳正坂本あきら、斉藤志郎、菅原大吉、冷泉公裕
たたら場の女:藤貴子、山本郁
エミシの少女B:飯沼希歩
その他:塚本景子、中村彰男山本郁子、松山鷹志、小林和矢、松田健浩、藤巻直哉、深澤幸太



特報です↓

1枚目はもののけ姫 - 日々是RC - Yahoo!ブログからで、2枚目はもののけ姫から。
参考:もののけ姫 - Wikipediaもののけ姫 -アニヲタWiki-