昨日は欧米の怪獣映画を、ようつべでちょびちょびと観ていました。


「ニーベルンゲン 第1部「ジークフリートの死」」(1923年)
ジークフリートが、倒したドラゴンの血を浴びて不死身の力を手に入れた物語を、フリッツ・ラングが映画化したものです。
張りぼてですが、意外とよく動いております。このドラゴンは映画初期に登場した、代表的モンスターとして有名です。
ちなみに、音楽は公開当時のものを使用しており、今現在日本で発売されているDVDもこの音楽です。
余談ですが、このドラゴンは「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」(2005年)にも、チョイ役で出演しています。→http://www.youtube.com/watch?v=zu-J9ewSDrc

画像はhttp://cinema.expressionnisme.bifi.fr/exposition/image-expressionniste/effet-image-2.phpから。



ミクロキッズ」(1989年)
ストップモーション・アニメで撮影された虫達が、今のCGに負けない迫力満点に描かれています。
子供達に味方する蟻(一部張りぼて)はデヴィッド・アレン、悪役の蠍はフィル・ティペットが担当しています。
それにしても蠍カッケーな!!生物感溢れるリアルな造形、ダイオウサソリのようにガッチリとした、力強さの感じられる体格、そしてパワフルなアクション、何一つ欠点がない。蠍のモンスターは昔からよく映画やテレビなどに出ていたが、このミクロキッズの赤蠍(レッドスコーピオンと呼んでもいいかも)は、その中の最高傑作と言える出来である。→http://www.youtube.com/watch?v=bCaKUhJBK-g&feature=related

画像はAmazon.co.jpから。



「豪勇ゴライアス」(1960年)
一応クライマックスの動画らしいんですが、何ですか?このショボサは。
ドラゴンの張りぼて出来悪いし、しかも頭部しか出さないから、全然迫力と盛り上がりがない。
一応ジム・ダンフォースとヴィクター・デルガドのコマ撮りによるドラゴンのシーンもあるが、出番が少な過ぎる。せっかく造形、動き共に良いのに残念だ。全部コマ撮りでやってほしかったよ。
鳴き声は「最後の海底巨獣」(1960年)に登場した、ティラノサウルスの流用。→http://www.youtube.com/watch?v=-Zgx11nUkTw

画像はhttp://www.posterpalace.com/categorysearch.lasso?-Token.category=swordから。




「豪勇ペルシウス大反撃」(1965年)
ドラゴンの登場シーンです。外見は、竜脚類の恐竜の頭を肉食恐竜にした感じ。
またしても張りぼて…。しかも精々頭を動かすだけ。
う〜ん、日本の怪獣やオブライエンやハリーハウゼンなどの、
コマ撮り怪獣を見慣れた僕にとっては、張りぼて怪獣は動きが殆どなく、迫力がないからあまり好きになれないなぁ…。一部のシーンで使うっていうのなら良いんだけど。→http://www.youtube.com/watch?v=9qJwGmfKjQQ

画像はAmazon.coから。



そして今日はアニマックスで「D.Gray-man」をやっていたのですが、初期のストーリーにあったダーク・ファンタジーの雰囲気がなくなり、ただ単にドカスカやっているだけのアニメになっちゃっていて残念です。
そう言えば、ファンの間でも初期の方が評価が高かったような気がする…。

画像はhttp://www.haru.tv/videos/261/D.-Gray-Manから。



ニコニコ動画で動画検索していたら、何とあのデーモン小暮閣下が18禁アダルトアニメ超神伝説うろつき童子』に出ていた事が分かりました!!
しかも無名時代に出ていたのではなく、話題作りのために出演したらしい。
確かに、今は話題作りのために声優でも何でもない人にやらせるのは当たり前になっているけど、
アダルトアニメエロゲーなどの18禁作品に出演させる事は、例がないのでは?
また本作は、アダルトアニメである事が勿体無いくらいに、クオリティが高くて尚且つスケールのデカイ作品でアメリカで話題になったらしい。
メンバーも非常に豪華で脚本がハガレン会川昇さんだったり、作監ガンダムZZのスタッフ。
そして声優さんも山寺宏一さん、 若本規夫さんといった有名な方々ばかり!!これ等も話題になったようだ。
う〜ん、クオリティが高くてスケールがデカイ作品というのなら、どんなものか観てみたいなぁ…。
動画→http://www.nicovideo.jp/watch/sm1762934 閣下演技うまいなぁ。最近の芸能人とは大違いだ。



超神伝説うろつき童子


メインスタッフ

原作:前田俊夫
企画:西崎義展、山木泰人、山木徳登
プロデューサー:山木泰人、山木徳登
監督:高山秀樹、影山楙倫
監修:山本暎一
脚本:三陽五郎、杜野幼青
キャラクターデザイン:山下明彦金剛寺弾、東野英太郎、さとうけいいち、つなきあき、関前力蔵、佐原亜湖
モンスターデザイン:金剛寺弾、小曽根正美
メカニックデザイン小林誠
プロダクションデザイン:柳野龍男
作画監督金剛寺弾、笠見四郎、鷲田薫、柳沢哲也、さとうけいいち、つなきあき、佐原亜湖
美術監督:荒井賢、加藤浩
撮影監督:斉藤豊、安原吉晃
音楽:天野正道
制作:フェニックス・エンタテインメント


キャスト
天邪鬼:西村智博
南雲辰夫:鈴置洋孝(ノンクレジット)
伊藤明美麻上洋子(ノンクレジット)
天野恵:岡本麻弥(ノンクレジット)
水角獣:若本規夫(ノンクレジット)
仁木:山寺宏一
ミュンヒハウゼン2世:デーモン小暮閣下


他にも、有名な声優さんがけっこう出演しています。
そういえば「顔のない月」も、有名な声優さんが沢山出ていますね。全てノンクレジットですが…。

参考:ウィキペディアIMDB