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今日もいつも通り、ハイパーホビー怪獣デザイン祭用に描いた怪獣の絵を紹介していきます。
ラッター
ネズミのモンスター・ラッターです。
恐竜のような体格ですが、実はこのデザイン、前からずっと考えていた事なのです。
ネズミと肉食恐竜の組み合わせを。
始めはハダカデバネズミのように、毛がないものを考えていたのですが、
このデザイン祭のルールで、今は亡き成田亨氏が言った、
怪獣は妖怪ではない。手足や首が増えたような妖怪的な怪獣は作らない、身体が破壊されたような気味の悪い怪獣は作らないなどの事が書いてありましたので、仕方なく毛をフサフサと付けました。
足が猛禽類に見えます。
そして今日描いた、新しいラッターがこれです↓
毛がなくて、僕が本来描きたかったラッターの姿です。
それにしてもこいつ、頭がネズミ以外は殆ど恐竜だな〜。
名前の元ネタは、実験動物の1種・ラットから。
参考
毛のあるラッターは、このトガリネズミを元にしました。
この画像は、早川いくをさんの「へんないきもの」の135ページにあったものです。
勿論、ケータイで撮りました。
ジュラシック・パーク版のティラノサウルスは、体格を元にしました。
この画像はジュラシック・パーク3のパンフレットにあったものです。
アメリカ版ベビーゴジラは、主に正面から見た時の足を描く時に、参考にしました。
この画像は「愛憎版 ゴジラ1954−1999」にあったものです。
毛のないラッターは、ハダカデバネズミを元にしました。
この画像も「へんないきもの」にあったものです。
毛のないラッターの目は、このアメリカ版ゴジラのアニメ「ゴジラ ザ・シリーズ」に登場した、ミュータント・ネズミを元にしました。
これも「愛憎版 ゴジラ1954−1999」にあった画像です。
ポーズの元ネタは、ハウザーです↓
この画像はhttp://www.sfgalleries.net/art/warzard/series1/からです。