以前ウルトラ5番目の使い魔に出してほしい怪獣・宇宙人の中で、ミステラー星人が登場する話を考えましたが、敵のヴィーラの設定に満足出来なかったので、それを変更します。


画像はhttp://temple-knights.com/archives/2006/07/zero-ed.htmlから。


ミステラー星人 ヴィーラ

帰マンに登場したミステラー星人(悪)の息子で、ミステラー星の独裁者。かつて仲間を裏切り父親まで殺したロビンとその一族を非常に憎んでいる。そのためロビンの父親が裏切った時は、自らの手で殺害した。背がスラっと高く、黒めの軍服とマントを着用している。ちなみにヴィーラには10歳ぐらい年の離れている兄が2人いて、彼が一番末っ子である。長兄は戦闘機のパイロットで、いくつもの勲章を手に入れた空の勇者。次兄は地上戦で大活躍した射撃の名手で、撃たれる事を知らなかった程の実力者。こういう事もあってヴィーラの兄達はかなり名の知れた英雄であり、仲間から大変頼りにされ、信頼も厚かった。だが長兄はアテリア星での空中戦で撃たれ、もはや生きて帰れない事を悟り、敵の軍隊に戦闘機毎突っ込んで爆死し、次兄も大変仲間思いであった事が災いし、怪我をした仲間を助けようとしたら、頭を一発で撃ち抜かれて戦死した。母親はヴィーラが幼い時に病死している。

以上こんな所です。ではどうして設定を変えたのか?どうせ帰マンに登場した時の親族が登場し、物語としても帰マンより後の出来事を描いているから、彼らの子孫が登場した方が世界観的に合っていると思ったからです。
画像はhttp://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%DF%A5%B9%A5%C6%A5%E9%A1%BC%C0%B1%BF%CD(%B0%AD)から。



ケムール人

画像はhttp://stonefield.cocolog-nifty.com/higurashi/2007/11/index.htmlから。


トリスタニアに新たな住人が引っ越して来た。その住人は鋭い前歯を持ち、一本も髪の毛の無い特異な風貌の男で、何処か胡散臭い所があった。彼が来てから、近くの住人がミイラ状態で殺される事件が次々と発生する。そう、この男の正体はケムール人であった…。

ストーリーはサイレント時代に作られたドイツ映画の傑作、「カリガリ博士」(1919)と「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)を元にしました。ケムール人の人間態も、ノスフェラトゥと殆ど同じです。つまりこうです↓

ちなみに吸血鬼役のマックス・シュレックは、ほぼノーメイクで演じたそうです。それとマックスの出演作は、日本ではノスフェラトゥぐらいしか知られていませんが、実はコメディー映画に出演したり、刑事役もこなすなど、かなり幅広いジャンルで活躍したらしいです。
画像はhttp://extmovie.com/1969から。



それと以前の記事で、ヤプールにまんまと利用されて、超獣ガランになってしまうキモメンの男の物語を紹介しましたが、その男の外見は、「オペラ座の怪人」(1925)で怪人を演じたロン・チャーニー(チャニ―、またはチェイニーという表記もある)と同じ感じです↓

ロン・チャーニーはサイレント時代のホラー映画スターで、特殊メイクを全部自分1人でこなし(この当時は、それ専門の職業が存在していなかった)、「千の顔を持つ男」と呼ばれていた事で有名です。そのため同じ顔を、2度とスクリーンに出す事はなかったそうです。
画像はhttp://www.ihousephilly.org/phantomalloy.htmから。


最後にいつもお世話になっている、ネクロコマンドさんのブログを紹介しておきます。もし良かったら見て下さい→http://blogs.yahoo.co.jp/dqmmc895