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ウルトラマンからセブンまでの怪獣や宇宙人を主に演じた、俳優の荒垣輝雄さん。
そんな荒垣さんが演じた怪獣や宇宙人を、紹介したいと思います。
劇中では悪魔のような宇宙怪獣と言われていますが、実際は建物はロクに壊していませんし、人も殺していません(ハヤタを殺してしまったのは、ウルトラマンの方である)。
しかもウルトラマンとの戦いでも、殆どウルトラマンにやられっぱなしの状態で最期を迎えてしまいました。
本当に彼は悪魔のような宇宙怪獣だったのでしょうか? 今となっては誰にも分かりません。
もしかしたら他の惑星で大暴れし過ぎたせいで、地球ではすっかり疲れてしまったので、ロクに動けなかったのかもしれません(ちなみに「ウルトラマン THE FIRST」では、ウルトラマンを一方的に痛めつける程の強敵になっている)。
それとベムラーはこの手の怪獣にしては珍しく、本物の恐竜の前足のような細くて小さいものになっています。
この事から考えるとベムラーは、かつて恐竜がいた頃の地球によく似た惑星に生息する、恐竜のような生物の一種なのかもしれません。
画像はhttp://paranoia.on.arena.ne.jp/g-13.htmlから。
ブラジルに生息しているカカオや害虫を好んで食べるトカゲが、東京湾の汚水を吸収し、その影響で怪獣化してしまった姿です。
トカゲの一種と言われているゲスラですが、その姿はカメレオンに似ており、もしかしたらカメレオンの一種なのかもしれません。
しかしよく考えてみたら、ゲスラは「ウルトラQ」(1966)に登場したピーター(演:中村晴吉さん)を改造したものですので、当然外見がピーターと殆ど同じです。
なのでカメレオンの一種ではなく、ピーター科のトカゲと分類した方が良いかもしれません。
鳴き声についてですが、熊(特にグリズリー)に似ていましたので、それを加工したものなのかもしれません。
あまり知名度が高い怪獣とは言えませんが、外見はカメレオンのようで何処か愛嬌があって可愛らしく、それが人気の理由かどうかは分かりませんが、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(2008)でキングゲスラとして、再び登場しました。
他に演じた役者
横尾和則(「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(2008))
画像はhttp://www.geocities.co.jp/hollywood/2177/logdata.htmlから。
「伝説の町バラージ」が存在するといわれるところに、遥か昔から生息するアリジゴクのような怪獣です。
ただし頭の小さい角はカブトムシ、大顎はクワガタとまったく同じです。これはおそらく昔から子供達に人気がある2種類の甲虫を、怪獣として描きたかったその表れだと思います。
しかもアントラーは、初期のウルトラマンに登場した怪獣でありながら、スペシシム光線が通用しなくて、唯一苦手とする「青い石」をぶつけられてやっと絶命するという、中々の強敵なのも、おそらく子供達の人気者を、そう簡単に倒れてほしくなかったのかもしれません。
ちなみに「ウルトラマン前夜祭」の時は、同じくウルトラマンで巨大ラゴンやマグラーを演じた、泉梅之助さん(この当時40歳だったらしい)が演じたらしいですが、スーツを前後逆に着てしまったのは、結構有名な話です。
他に演じた役者
末永博志(「ウルトラマンマックス」(2005)、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」(2008))
画像はhttp://blog.livedoor.jp/kumagai_satoshi219/archives/2007-07.htmlから。
参考:ウィキペディア、http://www1.kcn.ne.jp/~snake/ultra/talkmb.html
今日はこんな所です。今後もこんな感じで、荒垣輝雄さんが演じた怪獣を紹介していきます!!