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今日も「ウルトラ5番目の使い魔」を読みましたので、その事について書きます。
第34話 老いた龍
ツルク星人以来、怪獣や凶悪な異星人の襲撃もなく、いつものように大変なにぎわいを見せていたトリスタニア。
学校も今日はお休みで、本当ならのんびりと休日を楽しみたい所だが、ルイズと才人はアニエスからの手紙で呼び出されたので、ここまで来ていた。
だがそんな時に才人はスリの被害を受けて、財布を盗まれてしまう。
何とかスリの後を追っかけたら、偶然にもそこでアニエス達と出会う。
追い詰められた犯人は近くの市民を人質にし、殺害しようとするが、突然何者かに撃たれて死亡してしまう。
アニエスが言うには、悪人ばかりが殺される事件が13回も起こっているらしく、しかも犯人は魔法とは違う不思議な力を使っているらしい。
実はアニエスが才人を読んだ理由は、バム星人やツルク星人との戦いを得て、犯人が宇宙人であると考え、才人なら何か知っているに違いないと判断したからなのである。
ではその犯人とは、どんなヤツのか?
目撃者の話に寄ると、全身まるで羊のように毛むくじゃらの大男で、赤い光を放っていたという。
才人はこの犯人の事を知っていたので直ちに調査を開始、そして敵の隠れ家に着いた才人達は、遂にその犯人と対面する!!
画像はhttp://dol.dengeki.com/data/soft/2008/11/921fa96950e69bc98be665aa396f3458_3.htmlから。
滅びゆく自分達の種族を救うために、人間の若い生命力を奪いに来た宇宙人。
自分のしている事が悪だという事は分かっているが、どうせ生きている価値のない悪人なら、殺してもいいではないかと訴えるが…。
画像はhttp://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%EF%A5%A4%A5%EB%A5%C9%C0%B1%BF%CDから(参考にも使った)。
参考:ワイルド星人とは【ピクシブ百科事典】、ウルトラセブンの登場怪獣 - Wikipedia
ナース
ワイルド星人が製造した竜型のロボット。かつてウルトラセブンを苦しめた強敵ではあったが、以前とは異なり老朽化が進んでいたため、かつての力が出せず、呆気なく倒されてしまった。
鳴き声はエビラのアレンジ。
画像はhttp://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%CA%A1%BC%A5%B9から。
「相手がいくら悪人だからといって、その命を簡単に奪う事は本当に正しいのか?」というのが、この物語のテーマと言えます。
確かにワイルド星人の気持ちは分かります。あくまで彼は生きたい・仲間を助けたいだけなのです。
悪人なら殺してもいいではないかと思う気持ちも分かりますが、
それでも勝手に人を殺害している事に変わりはありません。
そう思うと何だか複雑ですね…。善と悪とは何なのかを考えさせます。
一見全然違うように思えてしまう善と悪。ですが本当は同じようなものであって、コインの表と裏のような関係に過ぎないかもしれません…。
ウルトラ5番目の使い魔 第34話「老いた龍」はこちら→ http://www35.atwiki.jp/anozero/pages/6481.html
それと今日「アカデミー賞授賞式」を観たら、レイ・ハリーハウゼンの相棒的存在だった、チャールズ・H・シニアが亡くなった事を知りました。
http://d.hatena.ne.jp/marukoshi-an/20090123/p1に寄りますと88歳だったそうで、死因はよく分かっていないそうです。
ハリーハウゼンが他のモンスターメイカーと違って、映画作りの環境に恵まれていたり、歴史に残る名作や傑作を生み出す事が出来たのは、チャールズが彼の良き理解者だったからだと言われております。
ですのでチャールズがいなかったら、ハリーハウゼンの作品は歴史に残る事もなく、人気怪獣達も生まれなかったかもしれません。
左にいるのがレイ・ハリーハウゼンで、その隣がチャールズ・H・シニアです。
ハリーハウゼンを今まで支えてくれてありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
画像はhttp://philosophyofscienceportal.blogspot.com/2009/01/deceased-charles-h-schneer.htmlから。