昨日は雷の影響がありましたので書きませんでしたが、今回はちゃんと書きます。
ですがその前に、バイトの事を話します。


昨日のバイトはメインである筈の計量の仕事が殆どなく、途中から作業に使う箱洗いや加熱の仕事がメインでした。
なので前回とそんなに変わりません。ただ加熱の仕事が加わっただけで(笑)。
これからもきっとこんな調子で続いていくんだろうなぁ…。
まぁ肉体的にも精神的にも、こっちの方が遥かに楽なので、出来ればこの調子がずっと続いてほしいですけど(笑)。



そして今日はウル魔の新しいエピソードを読みましたので、それも書きます!


怪獣ザラガスの撃破を得て、トリスタニアは歓喜の渦に包まれていた。
戦いを見守っていた人の口から口へ、噂はあっという間に街の隅々にまで伝染し、怪獣の脅威に怯えていた人々は、興奮のままに勝利の美酒に酔いしれていた。
今回の事件でワルドとエレオノールは一躍有名になり、才人とルイズも妖精亭の2階で借りた部屋で休みをとっていた。だが…。


今回はルイズと才人のやりとりが印象に残りました。
何とかザラガスを倒した2人でしたが、ルイズの方は「自分は一体何なのか?」「自分は何も出来ないゼロのままではないか?」と、力無き苦悩をします。
そんな彼女に才人は「力がないからと言って悩んではいるけど、所詮力なんてその程度のもの。どんなに力があっても、それを利用して悪事に使ったりするようなら無い方が良い。力は、扱う人の心しだいだ」と言って励まします(この才人の台詞は、劇中の彼の台詞を自分なりにまとめたものです)。
さらに才人は、もしもルイズがトライアングルやスクウェアを鼻にかけて、平民をいじめて楽しむような連中と同類だったら、とっくにお前のところから出て行ったと言っています。
ですが実際にルイズはそんな事もせず、才人はそんな彼女と離れようと思った事もありません。
きっと才人は、今は何も出来なくても誰かの役に立ちたいと思っているルイズをちゃんと見ており、そんな彼女を認めていて理解しているんだからこそ、離れようとしないのかもしれません。
よく世間的には無力=何も出来ないから駄目というイメージがありますが、この価値観は間違っているのかもしれません。
だって力というものは、才人が言ったように"扱う人の心しだい"ですから…。
正義のヒーローと言っても、やはり生き物ですから完璧な存在とは言えず、時には強敵に苦戦したり敗北する事もあります。
しかしそれでもヒーローが愛されるのは、強さとカッコ良さだけではなく、どんな状況になっても決して諦めない事だと思います。
敵が強くて一方的にやられてボロボロになりながらも、めげずに何度も立ち向かうその逞しさに多くの人々が励まされ、勇気づけられたから、ヒーロー物はまったく消える事がなく、ここまで成長出来たのだと思いますから。

はぁ…何だか才人に頼ってしまい、中々良い事が言えなかった気がするな…俺…。



今回はルイズの苦悩が描かれていました。
ですが今回の才人は、本当に良い事を言ってくれたと思います!!
結構女の子にモテる才人ですが、何だかそれが分かる気がします。
才人は普段は結構ドジな所や間抜けな所があったりしますが、いざという時に男らしくなって、頼りがいがあるのが、モテる秘訣だと思います。
画像はhttp://dodonnchanchann.blog118.fc2.com/blog-entry-312.htmlから。



どんな敵が相手でも決して諦めずに立ち向かい、地球の平和を守ってきたウルトラマン達。
彼らの活躍は永遠に後世に語り継がれて、やがて伝説になるかもしれません。
画像はhttp://item.rakuten.co.jp/jigsawclub/am500-l100/から。


ウルトラ5番目の使い魔 第48話「一発必中!正義の一閃悪を撃て」は、こちら→ http://www35.atwiki.jp/anozero/pages/6937.html



次は気になった動画や、気に入った動画を紹介していきます!


ハリボテや小動物を使うなどが多い海外にしては珍しく、巨大な怪獣を着ぐるみで撮影した、ある意味異色の作品「怪獣ゴルゴ」(1960)です。
ゴルゴの着ぐるみ自体はあまり出来の良い物ではありませんが、特撮を後に「2001年宇宙の旅」(1968)の特撮も担当するトム・ハワードが手掛けている事もあって、ミニチュアセットの出来が大変良く、合成もかなり丁寧に行なわれています!
さらに監督もレイ・ハリーハウゼンのデビュー作でもあり、ゴジラの元ネタとして有名な「原子怪獣現わる」(1953)や、ウィリス・オブライエンの最後の作品となった「The Giant Behemoth(怪獣ビヒモス)」(1959)のユージン・ローリー(語られる事が少ないが、実はあのチャーリー・チャップリンの「ライムライト」(1952)で、美術監督をしていた)という事もあり、怪獣ファンにとっても見逃せない1本です!!
実はこの映画のラストシーンは、本当はゴルゴも殺される予定だったらしいんですが、ローリーの娘が「原子怪獣現わる」と「ビヒモス」を観た時に、「何で怪獣さんが殺されなきゃいけないの!?」と言って泣いたらしく、それでゴルゴは殺される事なく、子供を救出すると海へ帰っていくというラストになったんだそうです。




フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」(1966)にある、サンダとガイラの初対決シーンです。
初めは仲間同士だった2人でしたが、サンダがガイラが人肉食をしていた事を知ってしまい、思わず近くにある木を引っこ抜いてガイラを叩きますが、これを裏切り行為と思ったであろうガイラは、サンダに容赦なく襲い掛かります!!
しかしサンダ自体は別にガイラを殺すつもりもなければ、裏切るつもりもなく、ただ単に叱っただけ、あるいはついカッとなっただけという感じがありますが…。

ちなみにこの動画は以前削除されましたが、別人に寄って再び投稿されましたので、こちらも再びこの動画を紹介しました。




上で紹介した「怪獣ゴルゴ」(1960)を元にして作った、日活が制作した唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」(1967)です。
人間に攫われた子供を助けるために、ガッパの夫婦が人間界にやって来ます!
2匹来た事もあって、夜になった街で大暴れする姿は中々迫力があります。
ゴルゴにも言える事ですが、なんで登場シーンが夜なのか?
やはり昼間だとイマイチ迫力が出なくて、絵にならないからではないかと思います。
ちなみにこの時メスガッパは、何故か巨大なタコを銜えています(笑)。
わざとやったのか?それとも偶然こうなってしまったのか?今となっては誰にも分かりません(多分)。
それとガッパを演じた役者についてですが、オスガッパを熱海弘到さんと小永井孝さん、メスガッパを三杉健さんと戸波志朗さんという方々が演じていました。
そう、シーンに寄って2人で交代しながら演じていたのです!(何でワザワザそうしたかは知りませんが…)
オスはともかく、メスまで男性の俳優が演じている事を考えると、この当時では女性でスーツアクターをやれる方はろくにいなかったかもしれませんね…。
実はガッパを演じた役者さん達の、他の出演作を調べてみましたが、彼らがスーツアクターをやったのはガッパだけで、それ以外の作品では本当に普通の俳優として活動していたそうです。
しかし親のガッパを演じた役者が、ちゃんとクレジットされているにも関わらず、何故か子供のガッパを演じた役者の名前がクレジットされていません(というより役名が書いてないので、気付いていないだけかもしれませんが…)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86110#2では、「ガッパの子供は小人のまーちゃん(ミニラを演じた俳優)ですか?」と書いてありましたが、多分それはないと思います。
まーちゃんにしては背が高すぎる気がしますし、演技も何か違う気がします。
それにまーちゃんの出演作に、ガッパの名前は何処にもありませんでしたので、多分別人だと思います。





ユニバーサルの人気モンスター、フランケンシュタインの怪物と狼男を戦わせた「フランケンシュタインと狼男」(1943)です。
人気モンスター同士を初めて共演させた作品で、これ以降完全にキャラクターを売りにした作品が沢山作られる事になりました。
これは日本の怪獣映画にも、ある意味影響を与えていると言えるのではないかと思います。
さて肝心のモンスターについては、まぁ前作「狼男」(1941)に引き続いて狼男を演じている、ロン・チャーニーJrはともかく、ドラキュラ役者として有名なベラ・ルゴシ演じるフランケンシュタインの怪物は、あまり良い出来とは言えません…。
元祖的存在のボリス・カーロフは、人間のような姿をしていながらも、人間とは思えないような不気味さがあったのですが、ルゴシの演じるモンスターはその不気味さがなく、単なる知的障害者のおっさんにしか見えないのも確かです。
元々ルゴシは丸顔であって、あのモンスターの雰囲気やイメージに合っていないのも原因だと思いますが…(ちなみに戦闘シーンでは、スタントマンのエディー・パーカーが演じていたらしく、ルゴシが演じる必要があったかも疑問です)。
まぁそれはともかく、あんなに嫌っていたフランケンシュタインの怪物を、まさか自分が演じる破目になるとは、何とも皮肉です。

何だか悪口ばっかり書いてしましましたが、この2体のモンスターの戦いは、この当時の映画にしては珍しくスピード感があり迫力もありますので、このシーンを観るだけでも価値があると思います。

参考:http://digitalvampire.net/menu/frame.html?http://digitalvampire.net/movie/1943_frankenstein_meets_the_wolfman.htmlhttp://www.ceres.dti.ne.jp/~dune/talklive/10/live10.htm


というわけで、今日はこんな感じで終わります。