今日はいつもの通りバイトがありましたが、午後は久々に食べ物を入れたりする箱洗いの仕事をやりました。
この箱洗いの仕事は非常に簡単で、ただ単に箱を専用の機械の中に入れて、洗ってしまえばそれでOKなのです。
しかもその機械も黒いボタンを押せば自動で洗ってくれますので、機械の扱いが苦手な自分でも簡単に扱えますので、非常に助かります。
長い間、計量の以外の仕事といえばラインがメインであり、それ以外の加熱や箱洗いの仕事は、余っ程の事がない限りやる事が出来ませんでした。
ですがもう4月から会社が変わりましたので、そんな事もなく僕がラインの仕事の手伝いをする事もなくなりました。
初めはそんなに変わらないじゃんと思っていましたが、今思えばこれで良かったと思っております。
あのままラインの仕事の手伝いをやらされていたら、僕は確実に死んでいますね(笑)。



さて前置きはこれぐらいにしておいて、そろそろ本題に入ります。
今日は前から書きたかった、「怪獣vsロボットの歴史」をやろうと思います。


今の怪獣映画では、主人公の怪獣とそれに良く似たロボットの戦いが描かれるのは、当たり前となっております。
ではそういう作品がいくつあるのか?最初にこのパターンを描いたのは何か?
自分の分かる範囲ではありますが書きます。


ゲゲゲの鬼太郎/ラジコン大海獣

ニューギニア大湿地帯で、三億年前の巨大生物が発見された。鬼太郎たち探険隊が調査に出掛けたが、同じ探検隊のメンバーである山田少年の陰謀に寄り、鬼太郎は鯨のような怪獣に変身してしまう…。
さらに山田少年は自分のイメージアップの為、大海獣にそっくりなラジコン大海獣を開発し、鬼太郎を殺害しようと企む…。

怪獣とその怪獣をモデルにしたロボットの戦いという、パターンを最初に描いた記念すべき作品、それが「ゲゲゲの鬼太郎」のエピソードの1つ「ラジコン大海獣」です。
そう!あの水木しげるさんが、最初にこのパターンを描いたのです(本人がそう言っているから間違いない)!!
何だか意外だなぁ(笑)。
鬼太郎というと=妖怪のイメージが強いですが、このエピソードでは完全に怪獣映画を思わせる作りになっており、かなり異色の作品と言えます。
ストーリーは至ってシンプルで分かりやすく、展開も無駄なく進んでいく為、読者を飽きさせません。
それとこの作品の一番の見せ場は、やはり大海獣とラジコン大海獣の戦いです。
これらの怪獣のデザインがシンプルではありますが、変にゴテゴテしておらず、さらに鯨をベースにしているにも関わらず、ちゃんと怪獣らしさが残っているのが、また良いですね。
ラジコン大海獣も「禁断の惑星」(1956)のロビーや、「ウルトラセブン」(1967)のキングジョーみたいに、いかにもロボットらしい何処か温かみのあるデザインが魅力です!

実はこの本、僕が中学生の時に学校に置いてありまして、よく読んでいました(笑)。
なのでこれを見ていると、その頃を思い出します(笑)。

そういえば1990年代の終わり頃に、これをベースにした劇場版アニメが作られましたが、山田少年やラジコン大海獣が一切登場せず、怪獣化してしまった鬼太郎が暴れるだけの映画となってしまい、今思うと何だか物足りなく感じます…。

画像はhttp://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=53200120から。



キングコングの逆襲

キングコング対ゴジラ」(1962)でハリウッドを代表するモンスター、キング・コングを使用する事に成功した東宝
ですがその東宝も、キング・コングの使用期限が切れようとしていました。
それでは最後にもう一度、キング・コングの映画を作ろうという事で出来上がったのが、「キングコングの逆襲」(1967)です。
内容は前作「キングコング対ゴジラ」(1962)とは何も繋がりはなく、ちょうど同じ時期に作られていたアニメ版キング・コングをベースにした、完全に独立した世界となっております。
その事もあって本作のコングは、同じ頃に大活躍した後輩のゴジラガメラと同じ、ヒーローとして描かれており、主人公達と助け合ったり協力しながら、悪の天才科学者ドクター・フーの野望に立ち向かいます。
ちなみに敵のゴリラ型ロボット、メカニコングもそれを意識している為、同じくアニメ版のキングコングに登場する、ロボットコングがモデルとなっています(それが影響している為か、英語吹き替え版ではメカニコングは、ロボットコングとしか呼ばれていない)。

詳しい事はもう以前本作を観た時に、その事をブログに書きましたので、今回また新しく書く事はしませんが、ゴジラvsメカゴジラシリーズ以外で、このパターンを映像で描いた数少ない作品という事もあり、キングコングとメカニコングの戦いは、凄く新鮮に見えました。

画像はhttp://japan.pop-cult.com/king-kong-escapes.htmlから。

参考はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B0#.E3.80.8E.E3.82.AD.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.82.B3.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.81.AE.E9.80.86.E8.A5.B2.E3.80.8F.EF.BC.881967.EF.BC.89http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2



ゴジラvsメカゴジラシリーズ

おそらくこの手のパターンの中では、一番有名な作品だと思います。
作品に寄って侵略者が作ったロボットだったり人類が作ったりなど、設定が異なりますが、ゴジラを倒す為に生み出されたロボットである事は共通しています。
個人的にメカゴジラは悪役の方が断然好きです。
機械ではあるんだけど、何だか怪物的でただの機械ではない、独特の恐ろしさがメカゴジラにはあると思います。
特にデビュー作では2対1という、圧倒的に不利な状況であるにも関わらず、余裕でゴジラキングシーサーを苦しめました。
続編の「メカゴジラの逆襲」(1975)でも、その高性能ぶりを大いに発揮し、パートナーのチタノザウルスと共に、ゴジラを大苦戦させました。
そんな無敵で恐ろしい敵だったメカゴジラですが、平成時代に入ると人間の手先へと変わり、しかも単なる機械に成り下がった感じが否めず、ゴジラに苦戦する程弱体化してしまいました。
ストリートファイター」シリーズの名悪役ベガにも言える事ですが、人気があるからという理由で何度も登場する悪役は、段々威厳がなくなるという事でしょうか?

画像はhttp://xrob.blogg.se/2008/august/topp-10-robotar-pa-film.htmlhttp://plaza.rakuten.co.jp/baradagi/diary/200901100000/http://www.horreur.net/fiche-serie-67.htmlhttps://www.akane-shop.net/cargo/photomode.cgi?in_kate=95
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040521/hmv1.htmから。


というわけで何とかやってみましたが、いかがでしょうか?
最後のメカゴジラの部分が解説というより、単なる個人的な意見や感想になってしまいましたが、あまり気にしないように(笑)。
まぁゴジラvsメカゴジラシリーズは、あまりにも有名すぎるから、そんなに書く事がなかったのも事実ですが(笑)。

まぁそれはともかく、こういう作品があるのは日本だけだと思います。
海外でもキング・コングレイ・ハリーハウゼンの作品みたいに、怪獣やモンスター同士の戦いはあっても、ロボットと戦うパターンはありませんから。
似たような物といったら、「最後の海底巨獣」(1960)や「魔の火山湖・甦えった巨大生物の恐怖」(1977)、「エイリアン2」(1986)のラストにある、パワーショベル(「エイリアン2」ではパワーローダーという、大型のパワードスーツでしたが)とのバトルシーンぐらいでしょうか?


まぁそれはさておき、今回はこれで終わります。
今日紹介した作品は、あくまでこのパターンの作品の中で、自分の知っているものを紹介しただけに過ぎません。
もしこれら以外のもので、他にあるようでしたら、教えてくれるとありがたいです。
それではお待ちしております!!

もしなかったら、別に良いんですけどね(笑)。