■ - asabatyouのなんでもブログ

午後3時に美容院に行ったのですが、「金田一少年の事件簿」にハマリ、いつの間にか髪を短く切ってもらう事が、どうでも良くなっていましたね（笑）。

今日は大体こんな感じです。

というわけで、そろそろ本題に入ります！！
今回は前から書きたかった、インガギとキング・コングに事について語ります。

もはや説明のいらない怪獣映画の元祖「キング・コング」（1933）。
しかしこれよりも前に、よく似た映画が存在している事をご存知だろうか？
それは「インガギ」（1931）という映画です。
未見ですので詳しい事は分かりませんが、http://www.tcat.ne.jp/~oguchi/Ape%20Movie%20index.htmlに寄りますと、コンゴのジャングルの奥地に、ゴリラを崇拝する人々がいるという伝説の調査に入った探検隊は、苦労の末にやっと目的の部族に出会う。彼らは、乙女がゴリラの生贄として連れ去られるのを見て、彼女を救うためにゴリラの後を追うというストーリーなんだそうです。
舞台や恐竜が出てこないなど、所々違う所がありますが、ストーリー自体は後のキング・コングによく似ております。
これを元にして、コングが誕生したのか？それとも偶然似てしまっただけなのか？
気になるところですが、実際に「キング・コング」の監督であるメリアン・C・クーパーは、元々ゴリラとコモドドラゴンが戦う映画を作りたかったそうですが、「ロスト・ワールド」（1925）で有名なウィリス・オブライエンのアイデアを取り入れた結果、あの形になったわけです。
ここではインガギの事は、まったく語られていません。
やはり偶然だったのでしょうか？
しかしクーパーは猛獣映画を作っていた監督ですし、当時猛獣だと思われていたゴリラが登場するインガギの事は、まったく知らない事はないと思います。
しかも両作品は、たった2年しか間がありませんので、33年当時ならインガギの事を知っている人々が、沢山いたと思います。
やはり、これをベースにしてコングが誕生したのでしょうか？
今となっては、さっぱり分かりません。