今日は着ぐるみで思った事について語ろうと思います(上手く説明出来ないかもしれませんが…)。
まず着ぐるみとは何か?
全身をスッポリ覆う程の大きさのスーツの中に、人が中に入って動かすものであり、ストップモーション・アニメと同じように、怪獣映画やモンスター映画には欠かせない要素です。
日本ではゴジラのような巨大な物や、仮面ライダーのような等身大の物まで、幅広い分野で活躍していますが、海外では巨大な物に使う事はなく、等身大の物にしか使わない事がメインです。
しかも基本的に演技が下手なせいで、いかにも中に人が入ってる然とした動きになっている事が殆どです(ロボットやゴリラですと、別にそうでもないんですが…)。
この理由は分かりませんが、おそらくゴリラやロボットと違って、モンスター自体が架空の存在なので難しいのではないかと思います。
しかし時代が後になるに連れて、中の役者達の演技も上手くなっていき、昔のように下手クソという事もなくなってきました。
これは段々リアリティを求めるようになった事も関係していると思いますが、日本の特撮物の影響も強いのではないかと思います。
ゴジラは日本だけでなく海外でも大ヒットし、イギリスでも怪獣を着ぐるみで撮影した「怪獣ゴルゴ」(1959)が作られましたし、プレデターのデザインと動きは、「電撃戦隊チェンジマン」(1985〜1986)に登場する敵キャラクター、ブーバを元にした事は有名な話です。
日本は着ぐるみ大国と言っても過言ではなく、日本で作られた特撮物に登場する怪獣や宇宙人などのキャラクターは、皆着ぐるみで撮影されています。
まさに着ぐるみが、日本の特撮を支えていると言えるでしょう。
もしも日本の特撮がなかったら、着ぐるみの未来はなかったかもしれません。


また着ぐるみを着て演技をする俳優であるスーツアクターの事についてですが、ウィキペディアニコニコ大百科などのページでは、スーツアクターは海外ではスタントマンやスタントウーマンの役割に過ぎないと書いてありますが、実際はスーツアクターも声優と同じように、俳優のやる仕事の1つだったりします。
あのダース・ベイダースーツアクターであるデビッド・プラウズも普通の俳優であり、「ヘルボーイ」シリーズでは半魚人のエイブ・サピエンを演じ、実写映画版「DOOM」(2005)でインプを演じたダグ・ジョーンズもスタントマンではなく俳優です。


という事で簡単ではありますが、着ぐるみキャラで有名だったり人気があるものを紹介していきます。


日本が生んだ、世界的に有名なスターであるゴジラ

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日本が生んだ、もう1匹のスター怪獣ガメラ

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巨大ヒーロー物の元祖的存在のウルトラマン

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変身ヒーローキャラの元祖で、ブームにもなった仮面ライダー

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日本を代表するもう1つ特撮ヒーロー、それが戦隊ヒーローキャラだ。
画像は初代戦隊ヒーローであるゴレンジャー。

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初登場した時から強烈なインパクトを与えて、今でも人気があるプレデター

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等身大のキング・コングといった感じのストーリーが楽しめる、「大アマゾンの半魚人」(1954)に登場するギルマン。

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出番が少ない割には、そのユニークな姿から一気に人気キャラとなった「宇宙水爆戦」(1956)のメタルナ・ミュータント。

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主人公の相棒的存在のロボットの元祖である、「禁断の惑星」(1956)のロビー・ザ・ロボット。

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日本では大伴昌司さんが名付けた事で有名になった、金星人が登場する「金星人地球を征服」(1956)の金星ガニ。

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という事で、今回はこれで終わりたいと思います。
ゆっくりしていってね!!!