今日もいつものように、ウル魔用に考えたオリジナル怪獣とストーリーを紹介します。


ウルトラセブンの時と同じように、人類を全て猿人にしようと企んだゴーロン星人のブルーノ。
だがそれには、ウルトラマンエースが邪魔だった。
そこでブルーノは、とある動物園で生まれつき色が変で、しかも気に入らない相手には、近くにある物を投げて攻撃するという、暴力的で問題行動が目立つブラウベリというチンパンジーに目を付けた。
ブルーノの特殊な薬によって巨大化し、凶暴なゴリラのような姿になったブラウベリは、シエスタをさらって逃走した。
当然その後を追う才人とルイズ。そこで2人はブルーノのアジトに着いた。
ブルーノは待っていたとばかりに巨大化し、才人達を踏み潰そうとする。
2人はウルトラマンエースに変身しブルーノに戦いを挑もうとするが、ちょうどその時に奴はブラウベリを呼んだのだった。
2対1という圧倒的な不利な状況での戦いであったが、エースはこの戦いに勝利し、ブルーノの野望を打ち砕くのだった。


一応ゴリラなどが怪物として登場する、昔の低予算B級映画を元にしており、チンパンジーが巨大なゴリラの姿になってしまうのも、「巨大猿怪獣コンガ」(1961)のコンガや「怪獣大激戦 War of the Monsters」のコンガーを元にしています。
初めはブラウベリはシエスタをさらった後、近くにあったデカイ建物に登ってエースと戦うが、段々ピンチになってしまい、ブルーノが加勢するという事を考えていましたが、流石にキング・コング過ぎるという事もあってやめました。


ブルーノ


かつてウルトラセブンと戦ったゴーロン星人の弟子で、ヤプールの手下の1人。
ハルケギニアをより侵略しやすくする為に、人類を全て猿人にしようと企んだ。
だがそれにはウルトラマンエースが邪魔であり、エースと戦う事になってもおそらく1人では勝てないと判断した為、近くの動物園にいる悪名高きチンパンジーのブラウベリを、特殊な薬を使って巨大化&凶暴化させて自分の支配下において、2人で協力してエースを倒そうとした。
しかしブラウベリが倒された事によって、近くにあった崖を登って逃げ出そうとしたが、メタリウム光線を食らって墜落し、落ちた途端に大爆発を起こした。


オリジナルのゴーロン星人は、ゴールデンライオンタマリンがモデルだった事もあり、明るい茶色でしたが、今回はゴリラやチンパンジーなどの類人猿の要素を取り入れた事もあって、黒い色にしました。
ちなみにブルーノという名前は、殺人チンパンジーとして有名なブルーノから取りました。
詳しくはこちら→チンパンジーのえげつなさ!|川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba




ブラウベリ

ブルーノによって巨大化凶暴化し、ゴリラのような姿になってしまったチンパンジー
シエスタをさらった後は、主人であるブルーノと協力してエースと戦い、有利に戦いを進めていくが、最期はウルトラギロチンで首を刎ねられて死亡した。

一応「怪獣大激戦 War of the Monsters」のコンガーや、スポーンのサイゴーを元したのですが、何だかあんまり筋肉マッチョと言う感じがせず、おまけに足が少し長すぎる気がするなぁ…。
描いていた時は何とも感じなかったのに、今初めてそう思った。
それと色が何故黒ではないのかについてですが、これは単に黒ではありきたりな感じがして、黒以外の色にしたかったからです。
こういう色の猿なら普通にいるでしょうし、実際にいそうな色にしたかった事は確かです。
ちなみに名前のブラウベリについてですが、これはゴリラの学名(種類は忘れましたが…)を元にしました。
初めはコンスル(かつてロンドンの動物園にいたチンパンジーの名前で、後にプロコンスルという古代類人猿の名前の元ネタとなる)という名前にするつもりでしたが、これでは何だか弱そうな感じがしましたのでやめました。