今日もいつものように、ウル魔のオリジナル怪獣とストーリーを書こうと思います。


ある日の事、才人とルイズの元に1人の若い男が現われた。
彼の正体はグレゴール人のリヒトルフであり、是非ウルトラマンエースと戦いという。
何とかそれを引き受けて、彼と戦う事になったエース。
戦いは始まるが中々決着が付かなかった。
だがそんな時にナックル星人の円盤が現われて、2人の戦いを妨害する。
実はナックル星人達は、リヒトルフによって自分達の計画を邪魔されてその復讐に来たのだった。
ナックル星人達は巨大なブラックキングを出し、エースとリヒトルフを抹殺しようとする。
そしてナックル星人自身も円盤から光線を出して2人を苦しめるが、エースとリヒトルフはこの戦いに勝利するのだった。
戦いを終えたリヒトルフは、再び自分を鍛える為、そしてエース達を自分達の事に巻き込みたくない事から、ハルケギニアを去った。




リヒトルフ


ウルトラマンダイナに登場したグレゴール人の同族。
やはり格闘家であって、決して侵略者ではない。
性格は真面目で礼儀正しく、いくつもの大会で優勝し高い評価を得ていても、絶対に自分の能力を自慢したりしない。
ナックル星人達に狙われるようになったのは、ちょうどナックル星で行われた大会の終了後、偶然にも奴らが様々な怪獣を捕まえて、新しい生体兵器を開発しようとしている事を知ってしまい、これに激怒して近くにいたナックル星人達を叩きのめして、怪獣達を逃がしたためである。
その後も命を狙われて逃亡生活を送る羽目になるが、数多くの怪獣や宇宙人達と死闘を繰り広げて来たウルトラマン達の中でも、特に怪獣より強い超獣と戦ってきたエースと戦いたいという夢を捨て切れず、ハルケギニアにいると聞いて立ち寄ったのだった。
エースと戦いたいという夢は実現出来たが、ナックル星人達がやって来て妨害した為、結局最後まで決着が付く事はなかった。
そしてナックル星人達を倒した後、「ナックル星人達との問題は、俺の問題だ。それにこれ以上君達に迷惑を掛けたくない」という事や、自分を再び鍛える為にハルケギニアを去って行った。


性格や人間体など「ストリートファイター4」のアベルが元になっています。
一応イラストを見て思ったのですが、もっとヒーローらしい外見にすれば良かったかなと思って、少し後悔しています。
だってあの顔では、どうみても悪党にしか見えない…。
NINJA GAIDEN」シリーズの主人公、リュウ・ハヤブサも参考にすれば良かったなと思っています。
また初めはリヒトルフには、ナックル星で出あった相棒の怪獣がいる予定でした。
初めはナックル星という事もあって、ブラックキングにしようと思ったのですが、何だか似合わないと思ってやめて、その次も「大怪獣バトル」シリーズの影響で、ゴモラにする事も考えていましたが、ストーリーを考えていく内に、何だかいる必要性がなくなったので、結局なしにしました。
名前の元ネタは、レッドバロンという異名で有名な、第一次世界大戦中のドイツの撃墜王マンフレート・フォン・リヒトホーフェンです。




ジャイアントブラックキング


ナックル星人が連れて来た巨大なブラックキング。
どれくらいデカイかというと、これぐらい差がある。


初めは登場させるつもりは一切なかったのですが、ストーリーを少し変えた為に出す事にしました。
一応「水野亜美-セーラーマーキュリー専用 さんずい館」のブラックキングを元にしてドッシリとした感じで描いたのですが、僕の絵ではイマイチそれらしさが出ていないような…。




ナックル星人

非常に邪悪で卑劣な事で有名な宇宙人。
今回はブラックキングに続く、新しい生体兵器を開発する為に、様々な怪獣を捕まえて改造しようとしていた。
ここでもその残酷さは相変わらずであり、嫌がっている怪獣を無理矢理連れて来た事も勿論そうだが、失敗作とされた怪獣を縄などで自由を奪った後に、無数の針が一面に並んでいる壁を少しずつ近づけて、やがて蜂の巣状態にして殺したり、怪獣の手足の指を少しずつ切断して、それが終わったら今度は他の部分を死ぬまで永遠に切断し続けるなど、かなり惨いやり方で殺していた。
だが近くを通りかかったリヒトルフによって、それを邪魔された為リヒトルフを恨むようになり、同胞達が倒された後でも、リヒトルフを殺害する為にその命を狙い続けている。


ジャイアントブラックキングと同様、最初は出すつもりはなかったのですが、ストーリーを少し変えた為に出す事にしました。
画像はナックル星人 - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)から。