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今日はウル魔を読みましたので、その事について書きます。
「ルイズ……おれ、地球に帰るよ」
才人のこの台詞を聴いて、ショックを受けるルイズ。
だが現実逃避をするかのように「そ、そう……やっと決意が固まったの……よ、よかったじゃない。これで、あんたも自分の家に帰れるのね」と、いつもの素っ気無い態度で言うのだった。
「そう、そうなのだ。これで良いんだ」と思っていたが、キュルケの昔話を聴いて、自分は才人の為にどうしたら良いのか?心はさらに乱れた。
ちょうどその時、才人は偶然にも地球から持ってきた、ノートパソコンの存在に気付いた。
早速いじってみると、そこにはメールが359件もあった。
友人のものもあったが、一番多かったのは母親からのものだった。
《才人へ、あなたがいなくなってから、もう半年が過ぎました。
今、どこにいるのですか?
いろんな人に頼んで、捜していますが、見つかりません。
もしかしたら、メールを受け取れるかもしれないと思い、料金を払い続けています。
今日は、あなたの好きなハンバーグを作りました。
タマネギを刻んでいるうちに、なんだか泣けてしまいました。
生きていますか?
それだけを心配しています。
他は何もいりません。
あなたが何をしていようが、かまいません。
ただ、顔を見せてください》
それは我が子を心配する、母親の強い愛があった。
思わず泣き出してしまう才人を見て、ルイズはもう絶対に彼をこの世界に引き止めてはいけないんだと、強く決意するのであった…。
今回は完全にドラマ部分が、メインに描かれていました。
次回のエピソードはまだ読んでいませんが、次回の「一人の変身」や「孤独の重圧」と書いてある事を考えますと、もう才人が帰ってしまう事は避けられないようです。
でも僕はこの展開には、ちょっと不満があったりします。
どうして真の主人公と言える、才人がこんな中途半端な形で退場せねばならないのか?
何だかウルトラマンエースの主人公達が、途中で離れ離れになったからという理由で、こうしたとしか思えません。
ウル魔やその作者の悪口は言いたくありませんが、最終回でちゃんと決着がついて、そこで才人が帰るという展開にしてほしかったです。
原作でも才人はもう1人の主人公なので、当然途中で退場する事は絶対にありませんからね。
しかしその一方で、才人を失った事で精神が不安定になっているルイズを、精神的に痛めつける敵が出てきたら、それはそれで面白いかもしれません。
「なんだ?高が男1匹いなくなった事が、そんなに悲しいのか?
この程度で簡単に弱くなっちまうなんてな…。
ルイズよ…お前は所詮その程度の女さ!ハッハッハッハッハ!!」
「ルイズ、この世で優しさや愛なんか、何の役に立たん。
力だ!!暴力こそが、この世で一番価値があるのさ!!暴力は良いぞ!!」
「良いか?拳を動かしていくのは、怒りでも正義でもない。欲望だ…。
お前のような小娘が、この俺様を倒そうだなんて片腹痛いわ!!」
「人間というものは、常に裏切るものさ。
お前がどんなにそいつを愛していたって、所詮いつかは忘れて、その男もお前の事なんかどうせ忘れて、他の女でも作るさ!!」
ナックル星人辺りの敵が、こんな台詞を言ったら凄く似合ってるかも(笑)。
殆ど「北斗の拳」のアミバが言った台詞と同じですが(笑)。
こんな感じの事、特に才人を侮辱する事を言われて、怒りが込み上げて来て、
「お前は……お前は……、絶対に許さん!!」
みたいな台詞が出てきたら、凄く燃え上がるでしょう!
画像はゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜 第1話感想 - にゅう乙女ロードから。
画像は円谷ジャングル|イベントスケジュールから。
ウルトラ5番目の使い魔 第95話「最後の夜」は、こちら。
本当は言いたい事がまだあるのですが、それはまた今度にします。
また怪獣ブログの掲示板に、新しい事を書きましたので、もし良ければどうぞ→怪獣ブログ掲示板ver.2