お久しぶりです。
実は15日の午後ぐらいからルーターが壊れてしまい、しばらくネットが見られない日々を送っていましたが(実はこの記事に書いたコメントは、学校で書いたもの)、今日は僕がバイトに行っている間に、父親が新しいルーターを買って来た事もあって、また元通りになりました。
いや〜ネットが見られるって、ありがたいね!!
いつもあって当たり前の存在がなくなると、初めてそのありがたみが分かるって奴ですね。



それとネットが見られなかった日々に、セブンネットで注文した「半魚人の逆襲」を観ましたので、その事について書きます。



アマゾンで捕獲された半魚人が、マイアミのオーシャンパークに運ばれて、見世物にされる事になった。
しかし半魚人は脱出して、近くにいた女性をさらって逃げてしまった。
警官達の活躍によって、居場所を発見された半魚人は、女性を離した途端に銃で撃たれて、沼の底へと消えて行った。


大ヒットした「大アマゾンの半魚人」の続編です。
前作と比べると半魚人の出番は比較的に多めで、展開もそんなにダラダラしておらず、決してそんなに悪くはないのですが、前作にあった神秘的な雰囲気がなくなってしまった事、着ぐるみの出来が前より落ちたなど、残念な所がチラホラあったりします。
それとラストシーンで、半魚人が水の中で死亡(?)するシーンが、前作からの流用映像とはいかがなものか…。
前作より予算が少なかったのかどうかは知りませんが、これは何とかしてほしかった…。
またDVDに収録されていた資料によりますと、この半魚人って日本ではイマイチ受けが悪かったそうなのです。
まぁ第1作目の公開が、日本が世界に誇る怪獣映画ゴジラの公開と、真っ向からぶつかっていた事、同じ着ぐるみモンスターでありながら、ゴジラはその巨体で街をダイナミックに破壊しまくっていたのに対し、半魚人はただ単に白人の美女をさらうだけというスケールの小ささが、ヒットしなかった原因でしょう。
実際この映画は日本では短縮版が公開されただけで、第3作目であり完結編でもある「The Creature Walks Among Us(半魚人我らの中を歩く)」は、完全に本邦未公開です。
しかし映画の出来はともかく、後のウルトラマンシリーズに登場するラゴンや、仮面ライダーのアマゾニアなど、半魚人自体は日本にとっても魅力のあるキャラクターだったのでしょうね。
それと余談になりますが、「半魚人の逆襲」に登場した半魚人って、前作に登場した半魚人と同一個体なのでしょうか?
本編では何も語られていませんでしたが、色が違う・顔が違う・鳴き声が少し異なるなど、違いがいくつかありますが、前作の半魚人はラストで死亡した思われるシーンがある事を考えますと、やっぱり別個体なのかもしれません。


スタッフ

監督:ジャック・アーノルド

原案・製作:ウィリアム・アランド

撮影:チャールズ・S・ウェルボーン

脚本:マーティン・バークレイ

音楽:ハーマン・スタイン、ジョセフ・ガーシェンソン

メイクアップ:バッド・ウェストモア


出演者

クリート:ジョン・エイガー

ヘレン:ロリ・ネルソン

ジョー:ジョン・ブロムフィールド

船長:ネストル・パヴァス

ジョンソン:ロバート・B・ウィリアムズ

ギブソン:デイヴ・ウィルロック

署長:チャールズ・B・ケイン

ジェニングス:クリント・イーストウッド※これがデビュー作。

半魚人ギルマン(地上シーンのスーツアクター):トム・ヘネシー

半魚人ギルマン(水中シーンのスーツアクター):リコウ・ブラウニング



僕が買ったDVDには、何と特典映像が1つもありませんでした。
DVDなんですから、せめてオリジナル劇場予告編ぐらい入れて欲しかったな…。