昨日はテレビで「ポリス・ストーリー3」をやっていましたので、その事について書こうと思います。


東南アジアの麻薬ルートを牛耳るマフィア、チャイバを逮捕するため、香港警察と中国人民武装警察部隊が手を組んで捜査に乗り出す事になった。
香港警察のチェン・カクーと、中国人民武装警察部隊のヤンは協力し、チャイバの片腕で現在入獄しているパンサーという男を計画脱獄させ、味方のふりをしてチャイバの元へ誘導させる作戦に出る。
何も問題なく、順調に進むかのように思われていたが…。


お馴染みのアクション・スター、ジャッキー・チェンが主演した「ポリス・ストーリー」シリーズ第3弾。
最初観た時はてっきり未見の作品だと思っていたのですが、段々観ていく内に見覚えのあるシーンが出て来て、特にラストバトルのシーンでは、「これ昔観た事あるな」と妙に懐かしさを感じました。
ジャッキー・チェンといいましたら、危険なシーンでもスタントマンを使わずに、全部自分でやる事で有名ですが、ここでは敵が乗るヘリコプターにしがみ付き、そのまま状態でしばらく飛び続けるという、実に危険なアクションをやっております。
しかも命綱なしでやっているのだから凄い!!
本当によくなるなぁ…(笑)。
またラストバトルのシーンで、後に「酔拳2」でラスボスを演じる役者が、本作ではザコキャラの役で出演しており、思わず「どんな人なんだろう?」と気になり調べてみたのですが、その人はロー・ワイコンといい、香港ムエタイのプロ選手として7年活躍した後、クラブで用心棒をしていたところをジャッキーに見いだされて芸能界入りしたんだそうです。
今はジャッキースタントチームのエースであり、私生活ではジャッキーの用心棒を務めているそうです。
彼が出演した事により、ジャッキーの映画で蹴り技を使用する敵が多くなったようで、ある意味ローがいるからこそ、今のジャッキーの映画が成り立つのではないかと思います。


1枚目の画像はcategory Movies Police Story 3 Super Cop (1992)からで、2枚目の画像はAOBG » Police Story III Heroin and Train Tracksから。


スタッフ

監督:スタンリー・トン
製作総指揮:レナード・ホー、ジャッキー・チェン
製作:ウィリー・チェンエドワード・タン
脚本:エドワード・タン、フィレー・マー、リー・ウェイイー
撮影:ラム・ウォクワー(アンディ・ラム)
音楽:リー・チャンシン
主題歌:ジャッキー・チェン


キャスト

チェン・カクー:ジャッキー・チェン
ヤン:ミシェール・キング(現:ミシェール・ヨー)
メイ:マギー・チャン
チョー警部:トン・ピョウ
パンサー:ユン・ワー
ケン・ツァン


参考はポリス・ストーリー3 - WikipediaYouTube - 酔拳2 ジャッキーチェン vs ムエタイにあるコメント


個人的に好きなシーンは、クライマックスにある戦闘シーンです。
これは「酔拳2」でも思った事ですが、ジャッキーとローの戦いは見ていて面白いです。
こういうアクションシーンは、彼らの息がぴったり合っているからこそ、出来る事だと思います↓

話は変わりますが、明日は熱中スタジアムブルース・リーの事をやるらしく、さらに今月の27日からブルース・リー特集もやるらしいので、そちらも観てみたいです。