昨日はセブンネットで購入した「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」を観ましたので、その事について書きます。



行方不明となった兄・彌太を救う為、良太はダンス大会にいた仁田と市野と、金庫破りの吉村と共に、ヨットに乗って海に出た。
そこでレッチ島という島に着くが、そこはインファント島の住民達を奴隷として働かせている悪の組織・赤イ竹の秘密基地だった!
吉村達は脱走して来たインファント島の娘ダヨと親しくなり、島の住民救出作戦を開始する。
だが赤イ竹の魔の手が迫り、良太は監視用の気球で飛ばされ、仁田は奴らに捕まってしまった。
そこで吉村達は、偶然島の洞窟で眠っていたゴジラを、雷を使って復活させた。
復活したゴジラはエビラや大コンドルなどと戦うが、赤イ竹の仕掛けによって、島は爆発しつつあった。
だがそんな時、吉村達を救う為に、インファント島からモスラが飛び立った!!



ゴジラが初めて水中戦を行った、人気シリーズ第7作目。
モスラ対ゴジラ」と同じように、小さい時からよく観ていた作品で、今から10年くらい前にテレビで放送された時は思わず録画するなど、個人的には一番よく観ていたゴジラ映画ではないかと思っています。
またゴジラといいましたら、今まではシリアスで重々しい雰囲気が漂っていましたが、本作では本多猪四郎さんから福田純さんへ、音楽も伊福部昭さんから佐藤勝さんへと変わり、軽快なアクションアドベンチャー映画になりました。
福田純さんのゴジラ映画といいますと、コミカルタッチで怪獣プロレスというイメージがありますが、本作では人間ドラマメインに描かれていますので、まだ中身があるというか、誰が観ても楽しめるのではないかと思います。
これは次回作の「ゴジラの息子」にも言えますが(笑)。
ちなみにこの映画は、元々キング・コングを主役にするつもりだったのですが、結局没となり、主役をそのままゴジラに変えて作ったそうですが、女性に興味を持ったり、その女性を守って他の怪物と戦うなど、なるほど確かにそれっぽいです(笑)。
また彌太を演じた伊吹徹さんという役者が、「メカゴジラの逆襲」でブラックホール第3惑星人の1人・津田を演じた人だと知って、物凄く驚きました…。
あまりにも違い過ぎちゃって、全然分かりませんでした…。


1枚目はeric's little black star » Godzilla vs. The Sea Monster – Rock & Roll!からで、2枚目は豊英(とよふさ)の笠石・鬼石・ワニ石から。




スタッフ

本編

製作:田中友幸
脚本:関沢新一
撮影:山田一夫
美術:北猛夫
録音:吉沢昭一
照明:隠田紀一
音楽:佐藤勝
整音:下永尚
監督助手(チーフ):佐野健
編集:藤井良平
音響効果:金山実
現像:東京現像所
製作担当者:橋本利明
スチール:副田正男※ノンクレジット


特殊技術
監督輔:有川貞昌 ※実質的に特技監督を務めた
撮影:富岡素敬、真野田陽一
光学撮影:徳政義行
美術:井上泰幸
照明:岸田九一郎
造形チーフ:利光貞三※ノンクレジット
操演:中代文雄
合成:向山宏
監督助手:中野昭慶(チーフ)、川北紘一 ※ノンクレジット
製作担当者:坂本泰明
スチール:田中一清※ノンクレジット
特技監督円谷英二 ※実質的には監修役
監督:福田純




キャスト
吉村:宝田明
ダヨ:水野久美
良太:渡辺徹
仁田:砂塚秀夫
市野:当銀長太郎
彌太:伊吹徹
竜尉隊長:平田昭彦
基地司令官:田崎潤
船長:天本英世
原住民:沢村いき雄
白衣の男:伊藤久哉、岡部正
デスク:石田茂樹
カヌーで逃げる原住民:広瀬正一、鈴木和夫
村人:佐田豊
イタコ:本間文子
カネ:中北千枝子
漁業組合長:池田生二
中年記者:大前亘
若い記者:丸山謙一郎
警備兵:緒方燐作
赤イ竹隊員・原住民:勝部義夫(二役)
巡査:澁谷英男
ゴジラ中島春雄
エビラ:関田裕
小美人:ペア・バンビ
インファント島の原住民:スタジオNo.1ダンサーズ
原住民老婆:小沢憬子※ノンクレジット


動画もありますので、もし良ければどうぞ↓

しかし昭和ゴジラシリーズの、オリジナル劇場予告編って、殆どギャグの世界だな(笑)。


参考:ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 - Wikipediaゴジラ 1954−1999超全集