今日はウル魔を読みましたので、その事について書きます。



レイビーク星人達に捕まってしまったイザベラは、そこでアネットが捜していた太った少年・オリヴァンと出会った。
オリヴァンのそのあまりにもだらしなさに、イザベラは苛立つが、そこにあの赤目のレイビーク星人が入って来た。
何と奴は2メートルぐらいの大きさのモンスアーガーを出し、これとイザベラ・オリヴァンを戦わせようとした。
ほぼ人間と同じ大きさとはいえ、やはり怪獣である事に変りはなく、イザベラ達は大苦戦する。
精神的に追い詰められてしまったオリヴァンは、アネットを囮にし、彼女が食われている隙に2人でモンスアーガーを倒そうという、とんでもない作戦を思い付いた。
そんなオリヴァンに、彼はいつもタバサに嫌がらせをしている自分そのものだと感じたイザベラは、オリヴァンをぶん殴った。
イザベラ達の仲間割れを見て、赤目のレイビーク星人はそろそろ飽きてきたらしく、モンスアーガーに2人を殺すよう指示する。
モンスアーガーは2人を殺そうとするが、そこにアネットがやって来て、イザベラ達を庇った。
しかしそのダメージはあまりにも大きく、アネットはイザベラにオリヴァンを守るように言うと、そのまま息を引き取った。
アネットを亡くした2人は怒りに燃え、モンスアーガーの急所である頭を潰して、遂に奴を倒した。
こんな結果になり、怒りを露にした赤目のレイビーク星人は、10万ボルトのショックを与える高圧電撃で、イザベラ達を焼き殺そうとする。
だがそこへ、タバサが駆けつけた。
計画が狂いだし、赤目のレイビーク星人は苛立つが、巨大化能力もなければ武器も今は持っていないので、分が悪いと思って逃走した。
タバサはその後を追い、イザベラ達もここを出ようとするが、なんと死んだはずのモンスアーガーが襲い掛かってきた!
すっかり油断していたイザベラ達はやられそうになるが、そこに黒髪の全身黒尽くめの女が2人のピンチを救った…。



今まではイザベラとアネットの活躍がメインでしたが、今回はイザベラとオリヴァンの活躍が描かれていました。
と同時に人間のマイナス面の部分が、目立っていたような気がします。
オリヴァンがまさにそのマイナス面の塊のようなキャラで、今までウル魔の味方キャラといいますと、何だかんだで主人公達と協力したり、頼りになったりしますが、彼はまったくその逆で、弱弱しく頼りがいもなく、おまけに仲間を裏切ろうとする、とんでもないキャラです。
イザベラも基本的に嫌なタイプの人間ですが、彼女がまだまともに見えてしまいます。
そんなオリヴァンを見て、普段の自分を思い出し、オリヴァンをぶん殴るイザベラですが、まさに他人を見て我を見直せという事でしょうか。
また怪獣が人間とほぼ同じ大きさで、人間と戦うというのも新鮮味があって、中々面白かったですが、そこが「ガリバーの大冒険」でワニと戦うガリバーや、猛獣と戦う剣闘士みたいでした。

画像はゼロの使い魔 その3 タバサ 壁紙12枚:アニメ壁紙アーカイブから。




モンスアーガースーツアクター:三宅敏夫)

レイビーク星人の配下である宇宙怪獣。
本来はゴジラぐらいの大きさだが、今回は人間と戦わせる事もあって、2メートルぐらいの大きさに縮小された。
イザベラやオリヴァンを苦戦させるが、アネットを殺害した事によって2人の怒りを買い、急所である頭を潰されて、死亡したかのように思われていたが…。

画像はAmazon.co.jp: ウルトラ怪獣シリーズ13 モンスアーガー おもちゃからで、参考はウルトラマンダイナの登場怪獣 - Wikipedia


ウルトラ5番目の使い魔 第11話「泥まみれの勇気」は、これ