昨日は前から観たかった「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」を観ましたので、その事について書きます。



不倫妻とその愛人が被害に会い、夫が殺人を犯したのではと疑われるが、彼は自殺してしまう。
犯人は突然変異で、人間と同じ大きさに巨大化したヒルであった。
主人公達は、この怪物を倒す為に立ち向かう。



B級映画の帝王として有名なロジャー・コーマンが手掛けた、モンスター映画。
コーマンの映画は、第1次世界大戦で大活躍したドイツの撃墜王、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンを主役にした「レッド・バロン」しか観た事がなかったのですが、彼の本業と言えるモンスター映画を観たのは、今回が初めてです。
一応モンスター映画ではありますが、実際はどちらかと言いますと人間ドラマがメインで、怪物の出番は思ったより少なかったです。
また怪物は出て来ても、上半身や後姿しか映らない為、はっきり言って不満です。個人的にこの巨大ヒルのデザインは気に入っている為、もう少し何とかならなかったかなと思います。
おまけにテンポも悪い為、イマイチ盛り上がりに欠けており、正直あまりオススメ出来ません。
ところでこの怪物は、日本でヒルゴンという名前が勝手に付けられましたが、一体誰が考えたんだろう?


スタッフ
監督:バーナード・L・コワルスキー
製作:ジーン・コーマン
製作総指揮:ロジャー・コーマン
脚本:レオ・ゴードン
撮影:ジョン・M・ニコラウス・Jr
編集:カルロス・ロダート
音楽:アレクサンダー・ラズロ



キャスト
ティーブ・ベントン:ケン・クラーク
リズ・ウォーカー:イヴェット・ヴィッカーズ
ナン・グレイソン:ジャン・シェパード
カル・モールトン:マイケル・エメット
ドク・グレイソン:テイラー・マクベイ
デイブ・ウォーカー:ブルーノ・ヴェソタ
コーヴィス保安官:ジーン・ロス
スリム・リード:ダン・ホワイト
レム・ソーイヤー:ジョージ・シザール
巨大ヒル:ガイ・バッコラ(ノンクレジット)


本編はこちら↓


オリジナル劇場予告編です↓


1枚目はホラー・カルト映画フリークスなファンゴリラ的Youtube劇場♪ 吸血怪獣ヒルゴンの猛襲 ATTACK OF THE GIANT LEECHES-THE GIANT LEECHES-DEMONS OF THE SWAMP (1959)からで、2枚目はURANIUM CAFE DOUBLE FEATURE THE LEECH WOMAN AND ATTACK OF THE GIANT LEECHESから。
参考:映画 吸血怪獣ヒルゴンの猛襲 - Attack of the Giant Leeches MOVIE-FANAttack of the Giant Leeches (1959) - IMDbSF MOVIE DataBank:吸血怪獣ヒルゴンの猛襲新映画宝庫 vol.1「モンスターパニック」