恐竜映画と怪獣映画についてミラーマンとプリキュアについて で、怪獣映画は大人向けに作るべきで子供向けにすべきではない、プリキュア萌えアニメにした方が良いといった事を言いましたが、最近になってこれは間違っているような気がしたのです。
やっぱり子供向けの作品は、絶対にあるべきだと思います。
実は怪獣ブログで、痔切る博士さんが大変面白い事をおっしゃっていました。


「面白いのは、子供が育って『大人』という全く別の人間になるのではないということです。大人には、子供の部分が丸ごと残っています。子供にいろんな大人の要素がくっついたのが大人なのです。」


これを見た時には、ハッとしました。
大人と子供はまったく違う物だとつい考えてしまいがちだけど、実際はコインの表と裏の関係であった事を。
よく考えてみたら、大人向けいわゆる一般向けの作品は、楽しめる人と楽しめない人の差があったりしますが、子供向けの作品だと何だかんだで子供だけでなく、大人も楽しめたりします。ディズニーが一番分かりやすい例でしょう。あれは今でも幅広い世代に人気がありますからね。もしディズニーが大人向けの作品ばかり作っていたら、ひょっとしたらここまで人気が出る事はなかったかもしれません。
プリキュアのような女の子向け向けアニメも、萌えアニメではないからこそ輝くのではないかと思います。
オタク向けじゃない事もあって狙っている感じはないけど(プリキュアは狙っている感じがあったりしますが(笑))、そこが逆に汚れを知らない純粋さや、心の美しさが見えるからではないでしょうか?
湯浅憲明さんはガメラを作った時に、最後まで子供向けである事に拘り続けましたが、それが分かったような気がしました。
子供向けの作品こそ、色んな人達が楽しめる力を持っており、それが最大の強みですから。


何が言いたいのかよく分からない記事になってしまったかもしれませんが、とりあえずこんな感じです。


1枚目は映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! 場面カット - 映画.comからで、2枚目はコミュニティルーム−心の旅 - Yahoo!ジオシティーズから。

参考:怪獣ブログ