今日で駅の近くにある図書館で借りた、「モヒカン族の最後」を観終わりましたので、その事について書きます。



英仏が北米大陸で植民地争奪戦を繰り広げていた1757年。
滅亡寸前のモヒカン族酋長の息子と、英軍大佐の娘が恋に落ちる。
戦い、略奪の末に死によって2人は結ばれる。



同名の小説を映画化した、サイレント映画時代の名作。
実は1992年にもリメイク版が作られたらしいが、いくらインディアンの平和主義を賛美したところで、決して白人主義と有色人種が結びついたりしないという内容らしく、何処か所詮人種の違う者同士は分かりあえないといった感じであるのに対し、こちらは人種の壁を越えているので、こちらの方が優れていると言えるだろう。
個人的に一番驚いた事は、後にフランケンシュタインの怪物役で有名になるボリス・カーロフが、インディアンの役で出演していた事だ。ちょっと意外だ。


スタッフ
監督:モーリス・トゥールヌール、クラレンス・ブラウン
原作:ジェームズ・フェニモア・クーパー
脚本:ロバート・A・ディロン
撮影:フィリップ・R・デュボス、チャールズ・E・ヴァン・エンジャー



キャスト
ウォーレス・ビアリー
バーバラ・ベッドフォード
ヘンリー・ウッドワード
ボリス・カーロフ(ノンクレジット)


YouTubeでも本編が観られますので、もし良ければどうぞ↓
Last of the Mohicans 1/10
Last of the Mohicans 2/10
Last of the Mohicans 3/10
Last of the Mohicans 4/10
Last of the Mohicans 5/10
Last of the Mohicans 6/10
Last of the Mohicans 7/10
Last of the Mohicans 8/10
Last of the Mohicans 9/10
Last of the Mohicans 10/10


1枚目は映画 モヒカン族の最後 - The Last of the Mohicans MOVIE-FANからで、2枚目はFilm Database Submission March 2010から。

参考:映画 モヒカン族の最後 - allcinemaアイ・ヴィ・シーから出ている物に書いてある解説