昨日は借りたDVDの1本、「ルパン三世 カリオストロの城」を久々に観ましたので、その事について書きます。
一応アニマックス大賞用や京都アニメーション大賞用作品の、参考になるかなと思いましたので(笑)。



世界的な怪盗ルパン三世と相棒の次元大介は、モナコの国営カジノ大金庫から売上金を盗み出すことに成功し、追っ手をかわして車で逃走していた。車内で札束に埋もれた2人は浮かれていたが、ふと盗んだ札束に目を落としたルパンは、それが「ゴート札」と呼ばれる、史上最も精巧な出来を誇る幻の偽札であることに気づく。
次の仕事としてゴート札の秘密を暴くことを選び、ゴート札の出処と疑われているヨーロッパの独立国家“カリオストロ公国”に入国したルパンは、そこでウェディングドレスを身につけた少女が何者かに追われているのに出くわす。ルパンは追手を撃退したものの、少女は別の一団に連れ去られてしまう。少女はカリオストロ公国大公家の継承者、クラリス・ド・カリオストロクラリス姫)であった。
現在の公国は大公の急逝に伴い、ラサール・ド・カリオストロ伯爵を摂政としており、大公位は空位となっていた。公国の実質的な統治者となっている伯爵は、クラリスを妻として迎えることで大公位を得ての独裁を狙っていた。クラリスは伯爵の居城であるカリオストロ城に閉じ込められてしまう。
クラリスに助けられた事がある為、ルパンは彼女を救出するため、石川五ヱ門を呼び寄せるが、ルパンが伯爵の元へ送った予告状のことを聞きつけた銭形警部も、警官隊(埼玉県警察の機動隊)を引き連れてやってくる。「ゴート札」を狙い、すでに召使いとして城内に潜入していた峰不二子も加わり、カリオストロ城を舞台にクラリス姫の救出とゴート札の謎をめぐっての大混戦が展開される。



劇場版ルパン三世の第2弾で、スタジオジブリ作品で有名な宮崎駿さんが監督した映画作品第1号。
一応ルパン三世ではありますが、なんせ宮崎監督が手掛けている事もあって、キャラ達がルパンというだけで、それ以外は完全に「天空の城ラピュタ」を思わせる冒険活劇といった感じでした。
また御馴染みのキャラ達もいつもと違う所があり、ルパンも何処か少年っぽい顔立ちですし(物語的には一番年齢が上だそうですが)、石川五ェ門も髪の毛が若干短くて、鋭さが少しなくなっていますし、お色気担当キャラである筈の峰不二子も、随分パワフルなお姉さんで姉御的存在のキャラになっており、銭形警部もやけに顔立ちが整っていて、いい男になっていました(次元はそんなに変わってるようには見えませんでした)。
ファンの間ではこの作品を良く思っていない人もいるようですが、個人的に好きな作品の1つです。


スタッフ
製作:藤岡豊
原作:モンキー・パンチ(週刊漫画アクション、パワァ・コミックス(双葉社刊))
監督:宮崎駿
プロデューサー:片山哲
脚本:宮崎駿、山崎晴哉
音楽:大野雄二
選曲:鈴木清司
作画監督大塚康生
美術:小林七郎
録音:加藤敏(東北新社
効果:倉橋静男(東洋音響)
原画:篠原征子、友永和秀、河内日出夫、富沢信雄丹内司、山内昇寿郎、丸山晃二、真鍋譲二、田中敦子、新川信正
制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
配給:東宝株式会社
製作:東京ムービー新社



キャスト
ルパン三世山田康雄
次元大介小林清志
石川五ェ門井上真樹夫
峰不二子増山江威子
銭形警部:納谷悟朗
クラリス・ド・カリオストロ島本須美
ラサール・ド・カリオストロ石田太郎
ジョドー:永井一郎
園丁:宮内幸平
グスタフ:常泉忠通
大司教:梓欽造
大司教の運転手:峰恵研
インターポール長官:平林尚三
同日本代表:野島昭生
同西ドイツ代表:寺島幹夫
同イギリス代表:阪脩
ソ連代表:鎗田順吉
埼玉県警機動隊隊長:松田重治
召使い:緑川稔
印刷主任:加藤正之
食堂のウェイトレス:山岡葉子


というわけで、本作をより一層楽しめるように、水野晴郎さんの解説をどうぞ↓

1枚目は『ルパン三世 カリオストロの城』のチラシ その② 映画(アニメ)チラシ○×△・・・(まだ仮名w)-ウェブリブログからで、2枚目はうさのみみ−映画レビューから。


参考:ルパン三世 カリオストロの城 - Wikipedia映画 アニメ ルパン三世 カリオストロの城 - allcinema