昨日はウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。



せっかく友達になった少女ニナを、ガギにさらわれてしまったシルフィード
だが彼女の叫び声を聞いて、ヴェルダンデとフレイムが助けにやって来た。
3匹は協力してガギの巣を目指し、ついにニナを救出する事に成功する。
しかしガギが目を覚ましてしまい、シルフィード達に襲い掛かった。
だがガギは、突然その場に倒れこんで死亡してしまった。
どうやらたまたま今日が寿命だった、あるいはサイクロメトラに寄生されていた事や、ウルトラマンヒカリとの戦いで受けた傷が原因らしい。
何はともあれ全員無事帰還出来て、彼女達はまた一緒に遊ぶ事を誓ったのだった。



前回と同じように、使い魔達を主役にしたエピソードです。
てっきり使い魔達が協力して、怪獣を倒して終わりみたいな勧善懲悪なストーリーになると思っていたのですが(「101匹わんちゃん」みたいに)、ちょっと意外でした。
この作品では、ある意味ガギは被害者のように描かれていましたが、何だか納得出来ます。
異星人の侵略兵器としてこき使われたり、サイクロメトラに寄生されたり、それが原因でウルトラマン達と戦うハメになってしまったのですから、ガギにとってはいい迷惑だったでしょう。
ちょっと可哀想でしたが、ひょっとしたらガギはこれで誰にも縛られる事なく、本当に自由の身になったかもしれません。
怪獣=悪役・やられ役となってしまいがちですが、怪獣だってちゃんと生きているのですから(それに他の作品に登場する悪役みたいに、明らかに悪意があるわけでもない)、たまには彼らに敬意を払う(?)みたいなエピソードがあっても良いと思います。



このエピソードに合った曲がありましたので、それを紹介したいと思います。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」で使用された(スマブラXでも使われたらしい)、ハイラル平原のBGMです。
時のオカリナハイラル平原の音楽とは全然違いますが、勇ましさが感じられ、個人的にはシルフィード達がニナを救出する部分で使うのが良いと思います。
文章でいいますと、「だが、ともかくも時間が惜しいのは事実だ。」から「フレイムが殿をつとめる形で穴の中を逆にたどって逃げていった。」までです。
ゼルダの伝説」も「ゼロの使い魔」も同じ中世ヨーロッパ風を思わせる世界観ですから、きっと似合うと思いますよ。





ウルトラマンパワード」で、レッドキング(メス)とゴモラの絶命シーンで流れたBGMです(レッドキングでは3:35ぐらいで、ゴモラでは1:40ぐらい)。
音楽の作りからして、罪なき者が死んでしまった哀れさが感じられ、個人的にはガギが絶命した部分で流すのが良いと思います。
文章でいいますと「だが、気持ちが落ち着くと、目の前の光景の異様さが彼らに息を呑ませた。彼らの目の前には、巨体が横たわっていた。」から、「シルフィードは、人間たちの神は信じていなかったけれど、ニナの祈りが届くようにと、大いなる意思に向けて祈った。」までです。
また全然関係ない話になりますが、ゴモラが出ている動画で1:00ぐらいに出ていたアジア系の人って、もしかしたら「ロボ・ジョックス」にも出ていた役者ではないだろうか?



1枚目はヴァイス・シュヴァルツ ゼロの使い魔 - ヴェルダンデ - 遊戯王カード・買取&販売 【シルバー・ラビット】からで、2枚目はウルトラマンティガ 第26話 「虹の怪獣魔境」 Nobody's perfectから。


本編はこちら→あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-39から。