昨日は借りた「劇場版AIR」を観ましたので、その事について書きます。


ストーリー
その海辺の小さな町には、背に白い翼を持った姫君と、彼女を護衛した青年の悲恋の物語が言い伝えられている。姫君は、その異様な姿のため屋敷に閉じ込められていた。ある時、姫君の前に一人の青年が現われ、外の世界のことを話して聞かせ、喜ばせる。しかし、そんな2人には悲しい運命が待っていた…。この町に住む少女、神尾観鈴は、病気がちで学校にも行かず、友だちもいない寂しい日々を送っていた。翼の姫君に自分を重ね合わせる観鈴。そんなある日、人形劇をしながら旅をしている青年、国崎往人観鈴の前に現われる…。


解説&感想
Kanon」や「CLANNAD」で有名な、Keyが製作した泣きゲーの名作「AIR」を、劇場アニメ化したもの。
どうして本作を観ようと思ったかと言いますと、今の季節にちょうどぴったりだったからです(笑)。
実はテレビアニメ版も少しずつではありますが観ており、大体のストーリーは殆ど同じです。
ですけど、映画の時間帯に合わせないといけないせいか、結構端折られている部分がありました。
本当は神尾観鈴の他にもヒロインが登場するのですが、本作では出て来ても出番はほんの一瞬しかなく、ストーリーに全く絡む事もなければ、セリフや声すらありませんでした。なので、原作を知っている人にとっては、かなり物足りなく感じるかも…。
もうゴールしてもいいよね」という名言が出てくるラストシーンも、妙にあっさりしており、ちょっと拍子抜けですね…。
また絵も東映が手掛けた事もあって、原作や京アニの物とは随分違いますが、まぁこれはこれで良いか(笑)。


スタッフ
監督:出崎統
監修:ビジュアルアーツ、Key
プロデューサー:東伊里弥
原作:ビジュアルアーツ、Key
脚本:中村誠
キャラクター原案:樋上いたるビジュアルアーツ
キャラクターデザイン:小林明美
美術監督:行信三
音楽:周防義和
原曲:折戸伸治戸越まごめ麻枝准


キャスト
国崎往人緑川光
神尾観鈴川上とも子
神尾晴子久川綾
神奈:西村ちなみ
裏葉:井上喜久子
柳也:神奈延年
橘敬介:三木眞一郎
霧島聖冬馬由美
ポテト:今野宏美
往人の母:永島由子
八百比丘尼潘恵子


CMです↓

1枚目は【楽天レンタル】劇場版AIR−DVDからで、2枚目はAIR 壁紙 アニメ壁紙ブログから。

参考:映画 アニメ 劇場版AIR - allcinema



海がきこえる」・「耳をすませば」・「水夏」にも言えますが、やっぱり夏をテーマにした作品は良いですね。
僕としては夏をテーマにした作品は、「水夏」や本作みたいにシリアスな方が良いです。
シリアスな方が夏ならではの独特な雰囲気や、儚さが出る感じがするからです。
まぁ「スーパーマリオサンシャイン」みたいに、旅行している気分を味わえる作品も好きですが(笑)。


またオマケになりますが、怪獣が兵器として、使われた日のページを編集しておきました。