昨日は僕の住んでいる所で、花火をやっていました。
いつもなら家族と一緒に、近くのデパートまで行って見たりするのですが、今年は仕事などの関係もあってみんな疲れていましたので、結局僕だけ目の前にある公園で見ていました。
一応他にも見ている人はいましたが、ほんの2人ぐらいでした(笑)。
まあそれはともかく、昨日はウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。



ストーリー
タバサは、ある事で非常に苦しんでいた。
大切な仲間を、裏切ってしまったと…。
そんな彼女にキュルケとシルフィードがやって来たが、2人はいつもと同じようにタバサを温かく迎え、そして元気付けた。
元気になったタバサは、キュルケとシルフィードと協力し、見事に母親を救出し、ジョゼフの手下であったギジェラを倒した。
だがそんな彼女達に、新しい敵が襲い掛かる。



解説&感想
今回のエピソードは、キュルケの人柄の良さが目立ったエピソードだと思います。
敵に利用されたとはいえ、仲間を裏切りそして殺そうとまでしたタバサを許し、本質をちゃんと見抜き、そして今までと同じように親友として接するのですから。こういうのを、罪を憎んで人を憎まずと言うのでしょうか?
普通だったら絶対こうは出来ませんし、もし出来たとしたら精神が大人びていて、よっぽど器でデカくないと出来ないような気がします。
そんな彼女にタバサは母の面影を見るのですが、タバサにとってキュルケは親友と同時に、母親代わりなのかもしれません。
またラストになって新しい敵が登場するのですが、「骨格が全身に浮き出たような不気味な容姿に、顔のない頭には頭頂部から首に至るまで黄色く点滅する筋が通っている。」と書いてある事を考えますと、もしかしてゼットンの事ですかね?

「あなたが自分を責めてるのはわかるわ。でも、悪いのはあなたじゃない。憎むべきなのは、あなたの弱みにつけこんで裏で笑ってる卑劣な奴らのほう。違う?」
「世の中、だますやつよりだまされるやつのほうが悪いなんて、ひどいこと言うものがいるけど、だますやつのほうが悪いに決まってるじゃない。」
「タバサがどれだけ自分を責めても、たとえ世界中の人間全部がタバサを弾劾しても、わたしは許すわ。たとえ世界中の人間すべてがタバサの敵になっても、わたしはタバサの味方でいる。」




次はこのエピソードに合ったBGMがありましたので、それを紹介します。

バグダッドの盗賊」(1924年版)にある、ドラゴンとの対決部分に流れるBGM(00:26〜01:49)です。
個人的には「イーヴァルディの勇者」のエピソードが、出て来るシーンで使うのが良いと思います。
元々「バグダッドの盗賊」自体が、アラビアンナイトをベースにしている事もあって、おとぎ話然としていますから、きっと似合うと思います。
文章でいいますと、「ところが、村人たちとともに領主の屋敷に乗り込んだイーヴァルディはルーの案内ではいった部屋で罠にはまり、捕らえられてしまいました。」から、「お前の命はあと三日だと言い残して去っていきました」までです。
ちなみにこの動画は、確かアメリカのビデオ会社KINO VIDEOから、発売されたバージョンです。 YouTubeで知ったのですが、残念ながらその表示が出てくるシーンがある動画が削除されてしまったらしく、正直間違っているかもしれません。またこのドラゴンとの対決シーンですが、「ニーベルンゲン (フリッツ・ラング コレクション/クリティカル・エディション)」にも収録されています。両方ともドラゴンとの対決シーンがありますから、おそらく比較用という事でしょう。
KINO VIDEOの話になりますが、どうやらサイレント映画をビデオ化する時、公開当時の音楽を使用する事があるようです。ひょっとしたら、この動画のBGMや僕が以前買ったジョルジュ・メリエスの作品を集めたDVD(ここではモンスターボーイという名前を使用しております)も、公開当時のBGMかも!?
詳しい事はこちら→勝手に応援・KINOビデオ



1枚目はゼロの使い魔キュルケ、タバサ携帯待ち受ゼロの使い魔キュルケ、タバサ携帯待ち受け 携帯アニメ画像からで、2枚目はウルトラマンティガ - 罪に苦悩しながらも正しい道に歩もうとする者のブログ - Yahoo!ブログから。


本編はこちら→あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-53