今日で光を持つ者さんのオススメで、駅の近くにある図書館で借りた「麦秋 (1951年の映画)」を観ましたので、その事について書きます。


ストーリー
紀子はもう28歳になるが、いつまで経っても結婚しようとせず、彼女の家族達は心配していた。
だがそんな彼女にも遂に結婚する時が来たが、相手は40代の男性であった。そういう結果に、周囲は驚いたが…。


解説&感想
この映画のテーマは、ずばり家族と結婚ではないかと思います。
主人公は家族が心配しているにも関わらず、中々結婚しようとしませんでしたが、最後の様子を見た限りでは家族と別れたくなかったから、あえて結婚しようとしなかったのかもしれません。
だから音楽にしろ、全体的に物悲しい雰囲気というか、少し暗い感じが漂っているんだろなと思いますが、僕は正直ちょっと苦手なタイプの映画ですね…。


スタッフ
監督:小津安二郎
製作:山本武
脚本:野田高梧小津安二郎
撮影:厚田雄春
音楽:伊藤宣二
美術:浜田辰雄


キャスト
間宮周吉:菅井一郎
間宮志げ:東山千栄子
間宮康一:笠智衆
間宮史子:三宅邦子
間宮紀子:原節子
間宮実:村瀬禅
間宮勇:城沢勇夫
間宮茂吉:高堂国典
田村アヤ:淡島千景
佐竹宗太郎:佐野周二
矢部たみ:杉村春子
矢部謙吉:二本柳寛
田村のぶ:高橋豊子


劇中の一部です↓

1枚目はhttp://www.syurai.jp/goods/detail.php?mode=1&search_isbn=NA00001141からで、2枚目は家族の肖像:イザ!から。

参考:麦秋 (1951年の映画) - Wikipedia