今日は「ウルトラ5番目の使い魔」用の、新しい超獣を考えましたので、その事について書きます。


ストーリー
今から100年前、ハルケギニアにあるとある村で、5メートルぐらいある巨大なグリズリー(ちなみにこのクマは、オークやコボルトといった亜人や幻獣の類も、捕食対象にしている)による、大量殺人事件が発生した。
そのグリズリーはあるハンターによって射殺されたが、そのグリズリーには2匹の子供がいた。
親の敵を討つ為、2匹はその村を襲い、たった一夜で滅ぼしたという。
その2匹は姿を消したが、その後の行方や消息は誰も知る者はいないという。
それから現在、そのグリズリーの子孫と思われる巨大な個体が目撃され、人々はあの事件と同じ事がまた起こるのではと怯えた。
これは面白いと思ったヤプールは、その熊を見つけてさらい、宇宙生物と合成させて、超獣キンググリズリーを創造した。
ちょうどその頃、人々は経験豊富なベテランのハンターを雇っており、熊の襲撃に備えていた。
一方人間界に姿を現したキンググリズリーは、ハンターが1人でいる所に、等身大で姿を現した。
ハンターは銃で超獣を狙うが、キンググリズリーはバリヤーを張り、弾丸を跳ね返してしまった。
ハンターの驚いた隙を見て、キンググリズリーは手から烈風拳みたいな技を出し、あっという間にハンターを殺害して、その死体に乗り移った。
まんまとハンターになりすましたキンググリズリーは、人々の信頼を得ながらも、自分にとって邪魔になる存在を次々と殺害した。
だがハンターが来た途端、例のクマがまったく姿を見せなくなった事、そしてクマ以外の犯行と思われる、殺人事件が増加したというその怪しさから、才人達に目を付けられ、正体がバレたキンググリズリーは、本来の姿に戻って巨大化した…。


解説
基本は熊と「ふたりはプリキュア」に登場した母熊さんザケンナーですが、色はヤドクガエルで、頭の角は「シンバッド7回目の航海」のサイクロプス(ドラゴンと死闘を繰り広げた2匹目)、腹はツキノワグマを元にしました。
熊は猛獣という事もあって、怪物的な感じがありますが、熊をモデルにしたモンスターってあまりいない気がしましたので(いるとしても「遊戯王」のグリズリーマザーや、「コングの復讐」の巨大熊ぐらいか?)、新鮮味を出そうと思ってやってみる事にしました。
武器は手から出す烈風拳のような光線技と、口から出す炎です。手から光線技が出る所は「ストリートファイター」や「ザ・キング・オブ・ファイターズ」などといった、2D格ゲーの影響なのですが、人間キャラまたはそれに近い存在のキャラが、手から当たり前のように飛び道具技を使うのに、何故明らかに人型じゃないキャラは、手から飛び道具技をしないのだろうと思い、今までの常識をつぶそうと思ってやりました。
また防御する時バリヤーをしますが、これはスマブラシリーズと同じ球体型です(ただし色は毒々しい赤紫色)。最初はスマブラみたいに、防御体勢をしないと出てこない事も考えていましたが、何だか余裕が感じられないと思い、メカゴジラやキングザウルス3世みたいに、何もポーズしなくてもバリヤーが出るという設定に変えました。
それと普段は4足歩行ですが、戦闘をする時は2足歩行になったりします。
鳴き声についてはブラックキングの流用が良いかなと思いましたが、それではオリジナリティがないと思い、本物の熊のアレンジが良いかなと思います。
ストーリーについては、かつて1915年に起こった三毛別羆事件を元にしています。
この事件については怪獣ブログで知りましたが、本格的に知るようになったのは「奇跡体験!アンビリバボー」です。
正直言って、あれはかなり衝撃的でした。まるで熊が怪獣に見えましたし、それに怪獣映画やモンスター映画・パニック映画でよくありそうな事が、本当に起こったという事が今でも信じられません。



ウルトラマンエースとの戦いのイメージは、こんな感じです。
上から「鉄拳6」、「ランブルローズXX」、「ウルトラマンエース」、「コングの復讐」の順番ですが、「鉄拳」と「ランブルローズ」があるのは、人間とクマの戦いがあるからです(笑)。「コングの復讐」については、ちびコング(キコ、あるいはキイコという愛称があるが、劇中では一切使われていない)の戦い方が妙に人間臭い事もあり、これもありかな?と思いましたので(笑)↓




こんな感じです。ゆっくりしていってね!!!