昨日で借りたDVDの「アマガミ」を観終わりましたので、その事について書きます(実はアイアンキングと一緒に、借りて観ていた)。
シバさんのブログや、レスリングシリーズとの共演を描いたMADの影響、出演している声優目当てで、前から観たいと思っていましたので(笑)。


ストーリー
高校2年生の少年・橘純一は、憧れの先輩・森島はるかを遠目に眺めつつ、彼女もいない寂しい学園生活を送っていた。彼は過去のとある経験から、恋愛とクリスマスに苦手意識を持っていた。吐く息も白くなり始めた初冬のある日、純一は憧れの先輩の卒業が迫りつつあることに気付き、2つの苦手意識を克服しようと心に決める。純一は様々な女の子と出会い、一つ一つの行動を選んで付き合いを深めた末に、いかなるクリスマスを迎えるのか。


解説&感想
同名のギャルゲーを、アニメ化した物。
こういうエロゲーやギャルゲーのアニメ化は、主人公がやたら女の子達に囲まれるハーレム物になってしまいがちですが、本作ではヒロインによってストーリーが違う、オムニバス形式になっているのが最大の特徴です(例えば森島はるかを主役にした場合、他のヒロインを主役にしたエピソードは、全てなかった事になっている)。このやり方が凄く新鮮味があり、「そういうやり方もあるのか」と思った物です(しかし上崎裡沙編と橘美也編では、全部のエピソードの出来事が繋がっている為か、ダディャーナザンがヒロイン達と顔見知りで非常に仲が良く、過去作品からの流用映像や、それの別の角度から撮った映像がある)。
ストーリー自体は、どのヒロインを主役にしたエピソードでも、主人公のダディャーナザンが過去に失恋した事が原因で、恋愛に苦手意識を持っている。だけどそこでヒロインと出会い、仲良くなっていく内に恋心が芽生えて結ばれる+ダディャーナザンの趣味の影響で、すけべぇ…なシーンがあるという、毎回似たストーリー展開でしたが、途中から世界観や雰囲気がガラリと変わり、ドジで間抜けではあるけど、先輩達が卒業する事をきっかけに、自分がしっかりして茶道部を受け継ぐ事を決意する桜井梨穂子編、幼い頃サンタクロースがいない事を知った為、今度は自分がサンタのようになって、みんなを楽しめる為に創設祭に情熱を燃やす絢辻詞編、ダディが過去にフラれた本当の原因を知っている為、ダディの心の傷を癒そうとする上崎裡沙編、兄であるダディの将来を心配する橘美也編と、完全にストーリー重視の作りになっており、中々見応えがありました。
女の子達もみんな可愛く(個人的には、性格が理由で絢辻詞だけは、あまり好きになれなかった…)、個人的には結構楽しめました。
ところで森島はるかって、可愛い女の子が大好きで、見かけると抱きついたり、女子水泳部を覗き見したりする事を考えると、もしかしてそっちの気があるんですかね(笑)?
演じている伊藤静さんも、かなりの女好きらしいですが、これも何かの縁でしょうか(笑)?


スタッフ
原作:エンターブレインプレイステーション2用ソフト「アマガミ」)
監督、シリーズ構成:平池芳正
脚本:木村暢、待田堂子
キャラクターデザイン:合田浩章
スーパーバイザー・構成協力:高山箕犀、坂本俊博
美術監督:高橋麻穂
色彩設計:松山愛子
編集:廣瀬清志
コンポジットディレクター(撮影監督):加藤友宜
音響監督:飯田里樹
音楽:大森俊之
プロデューサー:田中豪、中村伸一、黄樹弐悠、藤田朋洋
アニメーション制作プロデューサー:笠原直徒
アニメーション制作:AIC
製作協力:ポニーキャニオンAICムービック
製作:アマガミSS製作委員会、TBS


キャスト
橘純一:前野智昭
絢辻詞名塚佳織
桜井梨穂子新谷良子
棚町薫佐藤利奈
中多紗江今野宏美
七咲逢:ゆかな
森島はるか:伊藤静
上崎裡沙、田中恵子:門脇舞以
橘美也阿澄佳奈
高橋麻耶:早水リサ
梅原正吉:寺島拓篤
伊藤香苗:松岡由貴
塚原響:浅川悠
飛羽愛歌:原田ひとみ
夕月琉璃子佐藤泉美


OPです↓

そうそう、もうご存知の方もいると思いますが、このアニメ版の「アマガミ」、第2期が作られるそうです。
悪くはないのですが、正直第2期作る必要ってあるのでしょうか?
話も完結しちゃってますし、サブキャラを主役にしたエピソードを作るのかというと決してそうではなく、ヒロイン達とのラブラブをより一層強く描くらしいですが、それって単なるリメイク版なのでは?
個人的には、主人公達の両親が登場してほしいな。前作は家にいても両親が出て来なかったから、何だか生活感や地に足が付いた感じが、あまりなかったですし…↓

1枚目は蒼藍の空 ★ アニメ・ゲーム壁紙 アニメ・ゲーム壁紙 .ア行 アマガミからで、2枚目はアマガミ 画像・壁紙 アニメ壁紙画像検索 あにさがから。
参考:アマガミ - Wikipediaアマガミ -アニヲタWiki-