昨日は借りたDVDの1枚「いばらの王」を観ましたので、その事について書きます。


ストーリー
治療法のない謎の石化病、通称『メドゥーサ』。奇病に蝕まれた世界の人々、その中から選ばれた160人は未来に可能性を託し、冷凍睡眠(コールドスリープ)についた。
しかし・・・ 眠りから目覚めた少女・カスミのその瞳に映ったのは、"いばら"に覆われ廃虚と化していた施設で、目覚めた人々を次々と襲う獰猛な"モンスター"たちの姿であった……。
奇病とモンスター、ふたつの死が迫り来る中、カスミは想いを抱き、生き残った人々ともに生還への可能性を信じて、混乱と哀しみが渦巻く"いばらの古城"からの脱出を目指す!!


解説&感想
同名のマンガを、劇場アニメ化したもの。
一応日本の作品ではありますが、凶暴なモンスター達に襲われて、仲間達が殺されながらも主人公達が必死に生き抜くというストーリー展開やキャラの作りなど、ハリウッド映画を思わせる内容となっていました。特に最初のシーンで、蝙蝠や翼竜を思わせる小型のモンスターが次々と人々に襲い掛かるシーンは、「ミスト」を思わせました。
映画自体の出来は原作に忠実らしいですが、童謡「いばら姫」の要素を加えてアレンジされているそうです。一見「ジュラシック・パーク」シリーズや、「バイオハザード」シリーズのような生物災害物に見えますが、実はもしも人間が見た夢が実体化したらという、実にファンタジー物らしい作りになっているというのも、それが理由なのかもしれません。
前回観た「星を追う子ども」と同様、パッと観ただけでは分かりにくい所があったりしますが、これも何度か観て少しずつ理解していく作品なのかもしれません。


スタッフ
原作:岩原裕二エンターブレイン刊行)
監督:片山一良
脚本:山口宏、片山一良
キャラクターデザイン:松原秀典
モンスターデザイン:安藤賢司
メカニックデザイン山根公利
総作画監督恩田尚之
エフェクト作画監督橋本敬史
絵コンテ:片山一良、須永司
演出:遠藤広隆、内田信吾
作画監督:吉岡毅、牧孝雄、鈴木竜也、千葉崇洋堀内博之、松田勝巳、川名久美子、岩田幸大、原田大基、滝口禎一、野口寛明、末永宏一
美術監督中村豪希
CG監督:中島智成
色彩設計:中内照美
撮影監督:佐藤光洋
編集:掛須秀一
音楽:佐橋俊彦
音響監修:鶴岡陽太
プロデューサー:土屋康昌、木村淳一
制作:サンライズ
製作:「いばらの王」製作委員会(バンダイビジュアル / サンライズ / エンターブレイン / 角川映画 / テレビ東京 / 電通 / ソニーPCL
配給:角川映画


主題歌
『EDGE OF THIS WORLD』
歌:MISIAアリオラジャパン
作詞:MISIA / 作曲:Sinkiroh / 編曲:Gomi


キャスト
カスミ:花澤香菜
マルコ・オーエン:森川智之
ロン:乃村健次
ティム:矢島晶子
キャサリン大原さやか
メガネの男:三木眞一郎
議員の男:廣田行生
シズク:仙台エリ
アリス:久野美咲
アイヴァン・コラル・ヴェガ:磯部勉
ウォルター:藤田圭宣
ローラ・オーエン:川澄綾子


予告編です↓

1枚目:『KING of THORN いばらの王』のチラシ 映画(アニメ)チラシ○×△・・・(まだ仮名w)-ウェブリブログ
2枚目:人気コミックが劇場版アニメ化!「いばらの王 -King of Thorn-」の前売鑑賞券はコミックとらのあなにてお買い求め下さい!
参考:いばらの王 - Wikipedia