13日の事ですが、ウル魔の最新エピソードを読み終わりましたので、その事について書きます。


ストーリー
様々な妨害があった新・東方号であったが、遂に完成し飛び立つ日が来た。
人間とエルフの和解を願って飛び立った新・東方号であったが、またしても邪魔が入った。
何とジョセフの手下である怪獣デキサドルが新・東方号に襲い掛かって来たのだ。
だがそのピンチを救ったのが、ウルトラマンジャスティスだった。
デキサドルはジャスティスを苦しめるが、突然動きが鈍くなった。
そう、デキサドルを操っていたゼネキンダール人が、ウルトラマンヒカリによって倒されたからだ。
あっという間に弱体化したデキサドルは、ジャスティスのビクトリューム光線を喰らって爆死した。
何とか脅威を乗り越えた新・東方号は、エルフの国を目指してどこまでも突き進むのであった。


解説&感想
今回で新・東方号が飛び立ち、冒険の一歩を踏み出しました。サブタイトルが007やルパン三世にあった「ロシアより愛をこめて」を思わせますが、狙っているのでしょうか(笑)?
それはともかく、キュルケやタバサが名前のみではありますが、久々に登場しました。長い間登場せず忘れられた感じがありましたが、まるで最初からいなかったかのように存在が空気になっているあの人よりは、遥かにマシでしょう(笑)。
タバサ達も、また一緒に活躍する時が来ると良いですね。
一応新・東方号は最初の脅威を突破しましたが、この先どんな事が待ち構えているのかが気になる所です。
何だか冒険ファンタジーという所が、「アルゴ探検隊の大冒険」などハリーハウゼンの冒険ファンタジー映画を、ちょっぴり思わせました。



デキサドル(演:三村幸司)

グリフォンやヒッポグリフに似た怪獣。
ゼネキンダール人に操られて新・東方号に襲い掛かるが、それを守りに来たウルトラマンジャスティスと死闘を繰り広げる。
最初こそ有利に戦いを進めるが、ゼネキンダール人が死亡した事によって一気に弱体化し、最期はビクトリューム光線を喰らって爆死した。
鳴き声はラドンと、新しく作られたと思われる声の2種類が使われている(ゾイガーという怪獣の鳴き声に似ているらしい)。



ゼネキンダール人(演:角秀一、北原裕次、松栄隆)

ジョセフの手下である人間に似た種族。
デキサドルを使って新・東方号に襲い掛かるが、ウルトラマンヒカリに倒されてしまった。
作中の台詞によると、純粋な個体ではなくどうやらクローンらしい(かつてダイナに登場した物なのか、それとは別個体のクローンなのかは不明)。



それとこのエピソードにあったBGMがありましたので、その紹介をやりたいと思います。

バグダッドの盗賊」(1940年版)の、冒頭のシーンで使われた曲です(最初から02:16まで)。
最初という事もあって、ここから先へ進んでいく感じがあり、新・東方号が飛び立つシーンで使うのが良いと思います。
文章でいいますと、「艦首から水中に下ろされた巨大な錨が鎖の音とともに引き上げられていき、新・東方号が桟橋から離れていく。」から、「すべての人々の未来と可能性のために、東方号はかなたの空へと去っていく。」までです。
次はアーマッド王子と、姫の絡むシーンで流れた曲です(02:21〜07:08)。
両者の絡むシーンは恋愛の事なのですが、曲が美しい事もあって、相手を励ます部分にも使えるかなと思いました。
文章でいいますと、「わたし、怖いんです」から「自分には森の中にいた頃にはいなかったすばらしい友達がいるのだから。」までです。
ここで使われているのは、全て新しく収録したものであってオリジナルではないのですが、かなりオリジナルに近い為、満足出来る作りとなっています。
ちなみにこの曲を作ったのは、チャールトン・ヘストン主演の「ベン・ハー」の音楽を担当したミクロス・ローザという事もあって、作りに壮大さやスケールのデカさが感じられます。





ソウルキャリバー5」で使われた、ナイトメアのテーマです。
今回は今まで違って、通常のアーケードモードでラスボスとして登場している事もあって(他のラスボスはキリク、セルバンテスジークフリート、αパトロクロス、エリュシオン(ストーリーモードのみ)威厳と存在感がありまくりで(今までは他のキャラと同じ扱いであり、あまり威厳と存在感がなかった。前作では一部のキャラで、ラスボスとして登場する程度だった)、曲もそれに相応しい作りになっています。
緊張感とスピード感がある事から、デキサドルの登場シーンで使うのが良いと思います。
文章でいいますと、「モンモランシーの叫びが、奇襲を間一髪のところで回避させた。」から「一直線に突進してくる。まるで、翼の生えた隕石だ。」までです。
最初は「ゼルダの伝説 風のタクト」にある、ジークロックとのバトルで流れたBGMが良いかなと思いましたが、聴き比べてみた所こっちの方が良いかなと思ってこうなりました。
話は変わりますが、個人的にソウルキャリバーシリーズのラスボスは、ナイトメアが相応しいような気がしてきました。
元々ソウルキャリバーは、ジークフリートとナイトメアの物語と言っても過言ではなく、ナイトメアも物語の中心であるソウルエッジの化身とも言える存在ですからね(最初はジークがソウルエッジを握った事によって変身してしまった姿だったが、3になって完全に分離した後は、ソウルエッジの精神そのものがナイトメアになっている。最新作の5では新しい肉体を得てデュマ伯と名乗っている)。インフェルノでは他のキャラの流派を使用するだけで、個性がありませんし。



1枚目:ゼロの使い魔 〜双月の騎士〜 第12話 『さよならの結婚式』 - とある課長の現実逃避 - Yahoo!ブログ
2枚目:デキサドル - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)
3枚目:ゼネキンダール人 - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)
参考:ウルトラマンダイナの登場怪獣 - Wikipedia
本編:あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-80