今日自分の部屋の掃除をしている途中、トイレに行きたくなって、外にあるトイレに行ったのですが、そこで何とベッコウバチがジョロウグモ(多分)を引きずっていました。
今までベッコウバチといいましたら、テレビでしか観た事がなく、大変珍しかったので思わず見惚れてしまいました。
クモを捕まえて巣を作り、完成するとクモを中に入れるという有名な所を、生で見る事が出来ましたので、ちょっと感動しました。
ちょうどその時昼食の時間になり、そっちの方へ行ったのですが、次見た時はベッコウバチや、近くにいた他の虫達の姿は完全になく、巣も侵入者を防ぐ為に完全に塞がれていました。
きっといつか僕の家の庭から、新たなベッコウバチが誕生するんだろうなぁ…。
一応種類については、ちょっと調べてみたのですが、見た目からしておそらくトゲアシオオベッコウバチか、オオモンクロベッコウ、オオシロフベッコウバチのどれかではないかと思います。
とにかく色が黒かった事は、確かです。
実は写真で撮る事も考えていたのですが、小さ過ぎて上手くいかず、結局やめました(笑)。



そうそう、このベッコウバチについてですが、中にはあのタランチュラを狩るオオベッコウバチという種類がいるそうです。
ベッコウバチの中では一番大型で(タランチュラに対抗する為だと言われている)、さらにタランチュラを見つけると、まるでタカのように仕留める事から、英名がタランチュラホークだそうです。
クモといいますと、見た目からして悪魔・魔物・魔族のイメージがあり、タランチュラとなりますと尚更そのイメージが強くなる事もあって、それ専門に狩りをするベッコウバチが、まるでデビルハンターやダークハンターみたいで、何だか中二病的なカッコ良さがあります。
そういえば、昔持っていた「昆虫の生態図鑑」にも、タランチュラを仕留めたベッコウバチの写真がありましたが、今思えばその種類はオオベッコウバチだったかもしれません。



1枚目:オオシロフベッコウ - 海野和男のデジタル昆虫記 - 環境goo
2枚目:オオモンクロベッコウをGX200で試写 - 海野和男のデジタル昆虫記 - 環境goo
3枚目:トゲアシオオベッコウバチ--石澤氏撮影390
参考:オオベッコウバチ - Wikipedia