昨日はウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。


やけに親しげに話し合うタバサとジル。
訳が分からないシルフィードは、2人がどういう関係なのかを聴いてみた所、ジルとタバサはちょうど今から3年前に起きた事を話し始めた。
当時12歳だったタバサは、現ガリア王のジョゼフと従姉のイザベラの陰謀によって、父親を殺され、母親も囚われの身となってしまい、さらにファンガスの森にいる、キメラドラゴンを倒してこいと命じられてしまった。
もう駄目だと思ったそんな時、タバサのピンチを救ったのが、この森を狩場にしていた猟師のジルだったのだ。
これをきっかけに2人は行動を共にするようになり、お互い協力し合ってキメラ退治をする日々が続いた。
しかしどんなにキメラを倒しても、お目当てのキメラドラゴンが現れる事はなかった。
だがそんな時、巨大な昆虫のような姿をした怪獣が現れて、ジルとタバサに襲い掛かった。
追い詰められてもう駄目だと思ったそんな時、何者かが現れて彼女達のピンチを救い、その昆虫怪獣を倒したのだった。
気が付くと、タバサはどこかの場所に寝かされていた。
ジルも同じように寝かされておりほっとしたが、そんな時一人の人影が視界に入ってきた。
「誰?」と思いつつも、「いいや……目が覚めたら、聞いてみよう……」と、彼女は再び眠るのだった。


今日はタバサがまだ未熟だった頃の姿が、描かれておりました。
タバサといいますと、基本的に相手がどんな奴であっても、別に恐れる事もなく立ち向かいますが、ここではまだ臆病な所があり、ジルと出会った事により、少しずつ成長していくのですが、タバサもこんな頃があったのですね。
それとこのエピソードでは、キメラ達が登場し、彼らが何故誕生したのかも描かれるのですが、その部分が何だか「鋼の錬金術師」のようでした。
ハガレンもキメラが沢山出てきますし。
またジルが持っていた図鑑の中で、「どす黒い巻き貝から逆さまになった頭と巨大なハサミを生やした怪物」や、「全身が岩でできたクモ」や、「背中に鋭いとげを無数に生やした見るからに凶暴そうな竜」というものがあったのですが、これって絶対ガタノゾーアとダランビアの事ですよね(笑)。
最後の背中に鋭い刺が無数にある竜は、ちょっと分からなかったですが(笑)。

タバサの画像は画像置場/ゼロの使い魔から。




シルドロン(演:三宅敏夫)

昆虫のような怪獣で、キメラ達が生息しているファンガスの森のボス。
タバサとジルを襲うが、彼女達のピンチに現れた何者かによって討たれた。


画像はウルトラ怪獣シリーズウルトラマンダイナ編から。
参考はウルトラマンダイナの登場怪獣 - Wikipedia




キメラ軍団



ファンガスの森に生息している、合成獣達の事。
元はギリシャ神話に登場する、ライオンとヤギと蛇(ドラゴンの場合もある)が合体したかのような姿をしたモンスターの名前だが、最近はアニメやゲームの影響もあって、モンスターの名前というより、合成獣のモンスターの総称として使われる事の方が、多くなっているのではないかと思われる。

1枚目の画像はmatrixx2.01 - 2007からだが、それ以降はChimaera 7 - Worth1000 Contestsから。

ウルトラ5番目の使い魔 第3話「タバサの冒険 群青の狩人姫(前編)」は、これ


ここでも書いたのですが、やっぱりウルトラ怪獣ってキマイラ(キメラ)が多いですし、キメラが好きじゃないかなと思ってしまいます。
このエピソードにキメラが登場した事もあって、またそう思うようになりました。