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昨日は借りたDVDの1枚「劇場版 CLANNAD-クラナド-」を観ましたので、その事について書きます。本当はその後すぐに同じく借りた「A KITE（ア カイト」も観たのですが、2本同時に書くのは大変なので、ここではクラナドのみ書き、「A KITE（ア カイト）」の方は明日書きます。

ストーリー
父親との間に問題を抱えた不良少年・岡崎朋也は、学校まで続く桜咲き乱れる坂道の下で立ち止まっている少女・古河渚と出逢う。
やがて二人は、廃部になってしまった演劇部を再建しようと奮闘していく中で惹かれあっていく…。

解説&感想
ギャルゲーの名作「CLANNAD-クラナド-」を、劇場アニメ化したもの。
クラナドの映画化という事もあって、結構楽しみにしていたのですが、いざ観てみるとまるでプリキュアのような、女の子向けアニメを思わせる妙に子供向け臭い演出、ダラダラとして面白みのない展開で平板な脚本、何が映っているのか分かりにくいシーンの数々、いきなりヒロインの死亡やさっきまで特に親しかったわけでもないのに、ラストになっていきなり親しくなる他のヒロインなど、意味不明で駄目な所が多過ぎて全然楽しめませんでした。
僕は「CLANNAD-クラナド-」の事はよく知らないのですが、その僕ですらこれは「CLANNAD-クラナド-」ではないような気がしました。「CLANNAD-クラナド-」って、全体的にシリアスなイメージがあるのですが、正直これはいかがなものか…。
こんなに世界観にスッと入れなかったアニメは、これが初めてです（アニメ観ていて「はぁ〜、早く終わらねぇかな」と思ったのも、これが初）。
これと比べたら、前回観た「ハヤテのごとく！」のOVAの方なんて大傑作ですよ。
実は以前これとは別の「CLANNAD-クラナド-」を観た事があったのですが、あちらの方が出来が良かったと思います。絵も綺麗ですし、何より観ていて物語にスッと入っていけましたからね。
以前観た「劇場版AIR」も正直微妙でしたが、これはそれ以上の酷さでした…。
しかし中にはこれも良いという人もいるらしく、賛否両論で好き嫌いの差が激しい作品だと言えるでしょう。


スタッフ
監督：出崎統
原作・監修：株式会社ビジュアルアーツ/Key
脚本：中村誠
キャラクターデザイン：門之園恵美
テーマソング：eufonius
製作：東映アニメーション株式会社/株式会社フロンティアワークス
配給：東映株式会社

キャスト
岡崎朋也：野島健児
古河渚：中原麻衣
坂上智代：桑島法子
藤林杏：広橋涼
春原陽平：阪口大助

公式PVです↓

1枚目：「劇場版CLANNAD -クラナド-」ファン感謝祭（オフ会）決定！（n00bs）
2枚目：劇場のスクリーンで感動が蘇る！　『劇場版 CLANNAD -クラナド-』 - ファミ通.com（参考にも使った）
参考：劇場版CLANNAD （クラナド） アニメ情報・評価・レビュー-感想、劇場版 CLANNAD-クラナド- YouTube無料アニメ動画館