「処女はお姉さまに恋してる」の「卒業旅行に行きましょう!」のプレイ動画を見て


ニコニコ動画で、おとボクの「卒業旅行に行きましょう!」のプレイ映像を観ました。

卒業の記念に温泉旅行に行く事になった瑞穂達。それを知った一子は当然行きたがったが、彼女は学院から外へ出る事が出来ないので困っていた。だがその時親友の小鳥遊圭が現われて、一子を旅行に行けるようにしてあげるという…。

ストーリーは大体こんなもん。「宮小路家のお正月」にあったほのぼのとした感じはありませんが、登場キャラの殆どが出ているので、ちょっとしたお祭り作品と言える。
けど圭さん、あなた何者なんですか?変な呪文を言ったり、一子ちゃんを自分の体の中に入れたりなどと、本当は魔術師なんじゃないのか?



話は変わるけどアニメ版のおとボクは、原作者の嵩夜あやさんや原作の熱狂的ファンにとっては失望せざるを得ない出来らしい。特によく言われるのが声優変更問題。

嵩夜あやさんは日記に怒りを吐露し、ファンも「瑞穂の声が女の子にしか聞こえない」(まぁ、原作で瑞穂を演じた神村ひなさんも完全に女の子の声で、年頃の男の子の声と随分かけ離れていましたが…)とか「アニメ版のババアの声より、原作の貴子さんの声の方が断然良い!!」など頗る評判が悪い。

こう考えると嵩夜あやさんは良い原作者だと思います。だって自分の作品のためにちゃんと怒っており、それはその作品をとても大事にしているという事だから(普通そうして当たり前だと思うが)。

ネバーエンディングストーリー」の原作者ミヒャエル・エンデだって1984年に作られた映画版を酷評したし、「ゲド戦記」のアーシュラ・K・ル=グウィンスタジオジブリによって作られたアニメ映画の事をよく思っていないみたいだし、それだけ自分の作品に愛情と誇りを持っているわけですよ。見方によっては自分の息子や娘みたいなもんだから。

さて話をおとボクに戻しますが、僕はまりやはアニメ版の方が好きです。アニメ版の方が女の子らしい所があって可愛いからです。原作は少し嫌味な所があって可愛げがなく、あまり好きにはなれないなぁ…。
貴子については原作の声の方が良いと思います。お嬢様らしさが出てるし、若々しさもあるし。

アニメ版のおとボクが再び作られるという噂を聴きますが、もし本当にまた作られるのなら原作に敬意を払い、原作と同じメンバーでやってほしいです。

ですがPS2版みたいに、サブキャラのみ有名で人気のある声優が演じるというのも面白いかも。



瑞穂ちゃん人形(ぬいぐるみ?)をギュッと抱きしめる貴子ちゃんかわいい(*´▽`*)

画像はALCHMIST:「乙女はお姉さまに恋してる」から。


途中で話はそれましたが、今日はこの辺で終わります。