インディ・ジョーンズシリーズ、「崖の上のポニョ」の劇場予告編


今日は、シリーズ最新作「クリスタル・スカルの王国」を観てきました。
けど思ったより、面白くありませんでした。
過去の作品程、盛り上がりやハラハラドキドキワクワク感がないし、インディ役のハリソン・フォードも流石に60代の年齢には勝てず、派手なアクションがなく(銃やムチをロクに使わない!!)、如何せん迫力不足である事は否めない。
特に最後、宇宙人(?)や宇宙船(?)が出てきた時には興醒め。
これインディ・ジョーンズちゃうやろ!!
悪役の最期も「失われたアーク《聖櫃》」の延長みたいで新鮮味がなかった。
せっかく過去作品が文句なしに面白かっただけに、残念としか言いようがない。
画像はhttp://heartattack507.blog84.fc2.com/blog-entry-1299.htmlから。


せっかくなので、過去のシリーズの解説を、これから自分なりにやっていきます。



レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981年)

強大なパワーを持つアークを巡って、考古学者であり冒険家でもあるインディ・ジョーンズナチスの死闘を描いた、記念すべき第1作目。
勧善懲悪の単純ストーリーではあるものの、ハラハラドキドキワクワクする、まるで古き良き時代のアクション映画を思わせる、世界観や演出。
ムチや銃を使ったカッコ良いアクションや、時々見られるコミカルタッチなシーンなど、何もかもがバランス良く整っていて、大ヒットした。
また本作は、唯一原題・邦題共にインディ・ジョーンズの名が入っていない、今となっては珍しい作品でもある。
画像はhttp://somethingrad.wordpress.com/2007/10/19/から。



インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」(1984年)

サンカラストーンと子供達を奪った邪悪な司祭モラ・ラムを倒す為に、インディと助手のショート・ラウンド少年、そしてナイトクラブの歌手ウィリー・スコットが協力して立ち向かう!!
人気シリーズ第2弾だが、物語的には前作の1年前という設定になっている(僕は今日パンフレットを読んだ時、初めてそれを知った)。
ロッコチェイスや、敵キャラのグロテスクさなど、前作にはなかった要素が豊富に取り入れられて、面白さもさらにアップした作品となっている。
個人的には、この作品のポスターが大好きです。
まるで、古き良き時代のファンタジー映画のようである。
画像はhttp://mrmarsanosclass.wordpress.com/2008/05/29/movie-poster-for-art-projects/から。



インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年)

相変わらず、考古学者と冒険家を営むインディの元に、聖杯を探しに行ったきり行方不明となった、父親ヘンリーを探して欲しいという仕事の依頼が来た。
インディはかつて冒険を共にした、友人マーカス・ブロディとともに、ベニスへ飛んだ。
人気シリーズ完結編となる筈だった第3作目。
本作は、元ネタである007シリーズを意識して、初代ジェームズ・ボンドとして有名なショーン・コネリーが、インディの父親ヘンリー役で出演した事が大きな話題となった。
僕はラストの、インディ達が馬に乗って疾走するシーンが非常に爽快感があって、大好きなシーンだ。
画像はhttp://cinemadreamer.wordpress.com/category/sagas/から。



次はスタジオジブリについて。
最新作「崖の上のポニョ」の劇場予告編観て思ったけど…。
何だか後になればなる程、クオリティーが下がっている気がするなぁ…。
画質なんてテレビアニメレベルだし、内容も国語や道徳の教科書に載っている話みたいで、全然面白味がないし、キャラクターも地味すぎて普通の人間と何等変わらず、魅力が全くなくてインパクトが弱い。


要するに、


良い所まるでなしだ。


第一ジブリのアニメは、もう世間が求めているアニメと明らかにずれていて、同時に観たポケモンやナルトの劇場版と比べると、時代遅れ・古臭さが感じられた程だ。
それに今は、サンライズ京都アニメーションなど、他の会社がヒット作品を次々と生み出し、ファンや世間の支持を集めているし、時代は容赦なく変わっていった。


ジブリは終わった。


誰もが、きっとそう思っている事であろう(昔は本当に良かったのに…、一体どうしちゃったんだよ!!)。

個人的に「ハウルの動く城」はなかった事にしたいんだが。