今日はぶりぶりざえもんについて語りたい事があり、それを書こうと思います。
さてぶりぶりざえもんといいましたら、何もしてないくせに偉そうな態度を取って、仲間からボコボコにされているイメージがありますが、本当に彼は役に立たないキャラでしょうか?
確かにお世辞にもヒーローとは言えない性格ですが、彼の登場作品では、彼がいたからこそ勝利出来たというパターンが、意外と多かったりします。
例えばデビュー作の「雷鳴編」では、彼が千歳飴を持っていたからこそ勝利出来て、「風雲編」ではからくり部屋に閉じ込められた時、偶然にも出口を発見し、ラストではしんちゃんと協力して悪を倒したりしました。
「風雲妖怪城」では筆を持っていた事が、逆に板ち男を倒すきっかけになり、「電光編」では捕まっていたしんちゃん達を助け、さらに敵を油断させて隙を作り、「オラは孫悟空だゾ」では敵の性質を教えたり、しんちゃんと共闘したり、「オラたち三匹の子豚だゾ」では何だかんだ言いつつも、真珠を手に入れるのに協力し、「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」ではいつものふざけた調子と態度はあまり見せず、むしろ困った人や弱い人を助けたる優しい一面を見せてくれました。
結論になりますが、ぶりぶりざえもんは性格に問題があるだけで、そこさえ何とかしてしまえば役に立ち、ヒーローとして充分申し分のないキャラクターではないかと思います。
まあそれ以外の登場作品は基本的に裏切ったり、裏切る事がなかったとしても何もしないなど、役に立たない事が圧倒的に多いですが(笑)。
けどぶりぶりざえもんは基本的にお笑い担当キャラであり、「お前、明らかにヒーローじゃないだろ」と言いたくなる所が大変面白く、そこが最大の魅力だと思いますけどね。



それとdailymotion.comで、ぶりぶりざえもんが登場したエピソードをいくつか観る事が出来るので、リンクしておきます↓
ぶりぶりざえもんの冒険 雷鳴編
ぶりぶりざえもんの冒険 風雲編
ぶりぶりざえもんの冒険 飛翔編 電光編
ぶりぶりざえもんの冒険 風雲妖怪城①
ぶりぶりざえもんの冒険 風雲妖怪城②
オラたち三匹の子豚だゾ第一話
オラたち三匹の子豚だゾ 最終話
クレヨンウォーズ
クレヨンウォーズ2
クレヨンウォーズ3
野原刑事の事件簿2だゾ
野原刑事の事件簿3だゾ
野原刑事の事件簿



そういえば、ぶりぶりざえもんが登場したエピソードだけを収録した、「クレヨンしんちゃん ぶりぶりざえもん ほぼこんぷりーと」が出るらしいです。
いや〜これは楽しみですね!!思わず予約しちゃいましたよ!!いかに愛されてるかというのが、よく分かります。
塩沢兼人さんが亡くなった事によって、ぶりぶりざえもんの活躍は殆どなくなりましたし(登場しても声がない)、寂しいですが、こういうDVDが出て来るだけでも凄く嬉しいですし、少しでも救われた感じがします。


画像はしんちゃんグッズ-DVD-「クレヨンしんちゃん」公式サイトから。