今日はウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。



ストーリー
ヤプールは超獣バラバを使って、エルフ達が暮らすサハラを襲撃した。
エルフ達はバラバを攻撃するが、どんな攻撃も奴には全く通じなかった。
だがもう駄目かと思われた時、巨大な守護神ミズノエノリュウが現れた。
ミズノエノリュウはバラバを倒し、やっと平和が訪れたかのように思われたが、本当の悪夢はここから始まった。
何とヤプールは精霊達のマイナスエネルギーをまんまと利用し、バリケーンザンボラーを創造したのだった!!
エルフ達は再びミズノエノリュウに助けを求めたが、彼は同じ精霊が生んだバリケーンザンボラーを攻撃する事が出来なかった。
こうしている内に、ミズノエノリュウは巨大な亀裂に飲み込まれて、悲しげな遠吠えと共に姿を消してしまった。
頼れる仲間を失い、エルフ達にはもはや絶望しか残されていなかった。



解説&感想
今回のエピソードは、光を持つ者さんがおっしゃっていた通り、本当に救いがない鬱なストーリーでした。
バラバを倒したのは良かったけど、あれは単なる囮に過ぎず、精霊達を味方にする事が、ヤプールの本当の目的だったって事がね…。
また今回のバリケーンザンボラーについてですが、今まで登場した個体とはまったく繋がりや関わりがない、別の存在ではないかと思います。
今までの個体はいわゆる野生の個体で、生まれた時からあのような姿をしている、純粋な生物だったと思うのですが、ウル魔版はヤプールによって、精霊達が変身した(?)という、ウルトラマン80の怪獣に近い存在だと思いますし。



バラバ(演:図師勲)

アゲハ蝶の幼虫と、宇宙生物のキメラである超獣。
ヤプールの命令でエルフ達が暮らすサハラを襲うが、そこの守護神であるミズノエノリュウと戦う。
戦いには敗れたが、精霊達を味方にするというヤプールの計画は成功し、結果エルフ達は絶望を味わう事になる。



ミズノエノリュウ

スーツアクター
向原順平(「ウルトラマンガイア」第11話)
三宅敏夫(「ウルトラマンガイア」第50、51話)


エルフ達を守る龍の王。
サハラを襲撃したバラバと戦い勝利はするものの、ヤプールが精霊達を利用して創造したバリケーンザンボラーを相手に、手も足も出せず、最期は巨大な亀裂に飲み込まれて消えた。



ザンボラー

スーツアクター
鈴木邦夫(「ウルトラマン」)


ヤプールに利用された精霊のマイナスエネルギーが、実体化した物。
同じ理由で誕生したバリケーンと協力して、エルフ達を襲う。



バリケーン(演:遠矢孝信)

ヤプールに利用された精霊のマイナスエネルギーが、実体化した物。
同じ理由で誕生したザンボラーと協力して、エルフ達を襲う。
鳴き声はウルトラマンの第16話に登場した、ミニバルタン星人軍団が発していた音のアレンジ。


このエピソードに合ったBGMがありますので、それを紹介します↓

ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」で使われた、「空の神 キングギドラ(4:12〜)」から「怒り狂うゴジラ(7:29〜)」までのBGMです。
個人的にはミズノエノリュウの初登場シーンと、ミズノエノリュウとバラバの戦闘シーンで使うのが良いと思います。
同じ竜ですし、いにしえの時代から人々を守っていたという共通点もありますし、そんなに違和感ないと思います。
文章で言いますと「そして、その魂に共鳴したかのように、竜の巣が鳴動し、裂けた地の中から巨大な影が現れる。」から、「決死を覚悟していた彼らは、 想像もしていなかった大勝利に心の底から凱歌をあげた。」までです。




ゴジラvsデストロイア」で使われたBGMです。
絶望的な雰囲気が漂っており、個人的にはザンボラーとバリケーンが、エルフ達を襲うシーンで使うのが良いと思います。
文章で言いますと、「巨大な雷光が空中で交差し、大地に矢のように吸い込まれていく。」から最後までです。



1枚目:A TALE FOR YOU ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜 第8話
2枚目:殺し屋超獣バラバ ウルトラ怪獣ガレージキット:KOJIKADO
3枚目:ミズノエノリュウ - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)
4枚目:大怪獣シリーズ ウルトラマン編 灼熱怪獣ザンボラー
5枚目:バリケーン - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)



参考
「ウルトラマンA」 第13話 ”死刑!ウルトラ5兄弟”
ウルトラマンAの登場怪獣 - Wikipedia
ウルトラマンガイアの登場怪獣 - Wikipedia
ザンボラー - Wikipedia
帰ってきたウルトラマン - Wikipedia


本編はこちら→あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-49