今日でウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。


ストーリー
ガランが襲撃して来た事によって、バラーダ神殿内部は大パニックになっていた。
長い間敵対関係だった人間とエルフは、何だかんだ言いつつもお互い協力し合って、この危機を乗り越えようとしていた。
だがそんな時、ガランから才人達を救うかの如く、2頭の巨大な鳥が出現した。


解説&感想
今回は人類とエルフの共闘が描かれていました。
両者があーだこーだ言いつつも協力したのは確かに嬉しかったですが、大昔から因縁の中だったのに、あんな簡単に和解出来るものでしょうか?まあ状況が状況ですからそうなったのかもしれませんが、ヤプールにとってはまずい方向に進んだと言えるでしょう。
また人間とエルフは一見違う者同士のように思われていたけど、本質はそんなに変わらない事も描かれていました。
蛮人と言われながらも、あくまで丁寧に接して自分達を殺そうとした者でさえ助けた人間達と、人間を下に見ておきながら暴力的なやり方で人間に接し、さらに人間達への復讐心から才人達を狙ったファーティマを始めとしたエルフ達。これで一体何処が違うというのでしょうか?どっちも実に人間らしいではありませんか。才人が安心した理由が分かった気がしました。
ところでこのエピソードにはリドリアスが再登場していましたが、前回登場した個体と同じ個体なのですかね?今の所何も関係が語られていませんが、それは次回明らかになるかもしれません。
今ふと思った事ですが、ウル魔に登場する怪獣や宇宙人は、本家ウルトラマンシリーズに登場した個体と関連がある者とない者と、はっきり分かれますよね。超獣や宇宙人は本家との関連がはっきりありますが、怪獣にはそれがなく昔からハルケギニアで暮らしていたなどと、本家と何も関係や繋がりがない状態で描かれる事が多い感じがします。今回もガランは本家との関連がありますが、リドリアスとヒドラはそれがまったくないように思います。
やはり怪獣は動物と同じで超自然的な存在だから、いじりがいがあるからではないでしょうか?



ヒドラ(演:荒垣輝雄)

バラーダの神殿を守っている巨鳥。
神殿を荒らすヤプールとガランを倒す為に、リドリアスと協力して立ち向かう。
名前はギリシャ神話にある、ヘラクレスのエピソード「12の功業」に登場したモンスターの1体ヒドラ(ハイドラ、ヒュドラという表記もあり)から取った物で、実在する生物のヒドラからではない。
着ぐるみは、後にギガスへと改造された。




それと今回のエピソードに合ったBGMがありましたので、紹介したいと思います。

ソウルキャリバー3」にある、アビスのテーマです。
ボスキャラという事もあるせいか、全体的に緊張感は勿論ありますがスピード感があり、個人的には才人達が神殿から脱出しようとする部分で使うのが良いと思います。
文章でいいますと、「ちっ! みんな、走れ!」から「あきらめては奇跡は起こせないと、才人は坂道をひた走る。自分だけではない、背中には今にも消えそうな命をひとつ抱えているのだ。」までです。
余談になりますが、このページによりますとアビスとは奈落という意味があるらしいです(ウィキによると、深淵、または地獄なども意味するらしい)。
今までアビスといいますと、水が蛇のようにウネウネと動くSF映画のイメージが強かったのですが、そういう意味があったのですね。という事は「犬夜叉」の奈落を英語にすると、アビスになるわけか…。
いや〜、こういうのを調べたり知ったりしますと、名前って大変面白い物ですね。改めてアニメやゲームなどのキャラの名前って造語ではなく、ちゃんと意味があるんだなと実感します。
実際沖縄では不細工の事をヤナカーギーと言い、悪魔の事はヤナムンというらしいですからね。


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2枚目:高原竜ヒドラ 怪獣無法地帯MC ガレージキット - パットマンXのウルトラ怪獣徒然日記 - Yahoo!ブログ
参考:ウルトラマンの登場怪獣 - Wikipedia第20話 恐怖のルート87 - 恒点観測所(The Private Observatory of Galaxies)
本編:あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-83