今日は母親が買ってきた、ウルトラマンの本を読みました。どうやら店で偶然見つけた物らしいです。
一通り読みましたが、ウルトラマンの歴史を簡単に分かりやすくまとめた感じでした。
関係者のインタビューや、その影響を受けた著名人のウルトラマンに対する思いや、着ぐるみはこうやって作られているみたいな事も書いてあって、中々面白かったのですが、どうせなら最初から最後までウルトラマンの事について書いてほしかったです。所々明らかに関係ない部分まで、載っていたりしますので(笑)。
また人気怪獣を紹介したページがあり、弱点も書いてあったのですが、殆どが「それ弱点じゃなくて、やられ方でしょ」と言いたくなる部分で、ちょっと笑いました(笑)。「エレキング:弱点アイスラッガー」とか、「キングジョー:弱点ライトンR30爆弾」とか。
弱点というのは、そこを攻撃されるとダメージを受けたり、死んだりする部分、またそれが苦手な物だったりするものだと思います。
実在する動物で例えますと、センザンコウは全身丈夫な鱗で覆われていますが、お腹にはそれがありませんので、寝る時は腹を守る為に体を丸めますし、ラーテルも体は強靭ですが、顔には身を守る為の丈夫な毛がない為、そこをハチなどに攻撃と激しく痛がります(勿論痛がるだけで、それで死ぬ事はない)。
ナメクジが塩を食らうと、溶けて絶命する事はあまりにも有名ですし、ブルース・リー主演の「死亡遊戯」で、カリーム・アブドゥル・ジャバー演じる悪役、ハキムは強い光が苦手で、これをリーが演じる主人公につかれて一気に弱体化し、カブトムシも呼吸する為の穴が腹にある為、水に入ったりすると窒息死してしまう為、水が苦手だったりします。
まあ生物である以上、例え種族が違っても体の構造は皆同じですから、無理して弱点は設定しなくても、良いような気もしますけどね(笑)。頭や心臓をやられれば普通死にますし、火だって殆どの生物が苦手ですから。



さて話は思いっきり変わってしまいましたが、ちょっと前から気になっていた事がありますので、それを書きたいと思います。
初登場した時のガッツ星人ヤプールの声優って、誰なんですかね?
今と違って昔のウルトラマンシリーズは、声優はノンクレジットが多いですが、それでも本やネットで調べれば、大体誰が演じているか分かります。
しかしガッツ星人ヤプールについては、まったく分かりません。
ヤプール西川幾雄さんが演じたと書いてある事が多いですが、あれは大嘘で実際はまったくの別人が演じています。
北斗星司役の高峰圭二さんは、「当時25歳ぐらいの、もの凄くハンサムな方だった」とおっしゃっていたようですが…。
ガッツ星人は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」に登場した時も声優は不明でしたが(今までと違って喋る事はなく、任天堂のキャラみたいに掛け声を出すだけ)、クレジットに青二プロダクションや、ドワンゴクリエイティブスクールの名があった事を考えますと、そこに所属している声優が演じていたのではないかと思います。
でも悪役で演じている人が分からないって、何だか不気味な感じがします。
スーツアクターで演じている人が分からなくても、あまりそんな感じしませんけど、声優だと体の一部が出ているから、余計にそう感じてしまうのかもしれません。


一応分かりやすくする為に、動画をどうぞ↓

レスリングシリーズとのMADな為、下ネタ満載ですが、下ネタOKという方だけどうぞ(笑)。
他にも歌ってみた系の動画や、彼の声を普通にしてみたもの「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の時の物もありますので、これらもどうぞ。



以前にも同じような事を書きましたが、タロウに登場したヤプールもこの声でしたので、おそらく同じ声優が演じているでしょう。
しかしここでも書いてありますが、ヤプールの声と西川幾雄さんの声って、よく聞くと全然違うのに何故こんな誤解が広まったのですかね?